
暗号資産取引所のGemini(ジェミニ)は、マイケル・セイラー氏率いるStrategy(ストラテジー、MSTR)株式のトークン化バージョンをEU地域のユーザー向けにリリースした。
Strategyはビットコイン投資に特化した企業で、現在は592,345 BTC(約5兆4,000億円相当)を保有しており、機関投資家としては最大級のビットコイン保有者のひとつとされる。
このような企業の株式をトークン化することは、オンチェーン参加者が間接的にビットコインへのエクスポージャー(価格変動リスク)を得る手段となる。
また、トークン化された株式は、従来の株式市場とブロックチェーン技術を橋渡しする役割を果たし、取引時間の制限や国際送金手数料の高さといった課題を克服する可能性を秘めている。
Geminiは、トークン化オンデマンド型モデルを展開するDinari(ディナリ)と提携し、流動性と透明性の向上を目指している。
この記事では、この注目の動きが暗号資産ポートフォリオにどのような影響を与えるのかを解説するとともに、今投資すべき有望なアルトコインを紹介する。
株式のトークン化が始動──暗号資産投資家にとっては追い風か
「トークン化」とは、実在資産をデジタル・トークンに変換する技術であり、たとえばTether Gold(テザーゴールド、XAUT)は金(ゴールド)をトークン化した例である。
現時点では、MSTRはEU投資家向けにトークン化された唯一の米国株だが、Geminiは今後さらに多くのトークン化株式やETF(上場投資信託)を提供する方針を示している。
このようなトークン化は、伝統的な株式市場とブロックチェーン参加のギャップを埋める存在として、将来的な投資形態の主流になると見られている。暗号資産投資家にとっても、セキュアな環境を維持したまま投資先の分散が可能になる。
特にMSTRは、ビットコインと深く関わる企業であるため、暗号資産を支持する層と親和性が高い。
このような潮流を踏まえれば、トークン化の波に乗るために、いくつかの新興ミームコインへの投資を検討するタイミングといえる。
Snorter Token(SNORT)──今買うべき最有力アルトコイン、ミームコイン市場の流動性を狙え
Snorter Token(SNORT)は、小売投資家によるミームコイン取引のあり方を変える新たな暗号資産だ。Telegramベースのトレーディングボットで、新規上場されたミームコインに対して、リミット注文、ストップ注文、ストップロス注文を自動実行する。
さらに、Snorter Botの取引手数料は0.85%と、競合のBanana GunやBonk Botの1%よりも低水準である。ただし、この業界最低水準の手数料を享受するには、SNORTの保有が条件となる。
SNORT保有による価格上昇の見込みも高く、2030年までに最大で1,400%上昇し、1.25ドル(約197円)に達する可能性があるとの予測もある。
セキュリティ対策も充実しており、さらに優秀なトレーダーの動きをTelegram内でコピーできる「コピー取引機能」も搭載されている。
現在SNORTはプレセール中で、これまでに135万ドル(約2億1,300万円)以上を調達しており、1トークンあたりの価格は0.0965ドル(約15円)となっている。
BTC Bull Token(BTCBULL)──ビットコインの無料エアドロップを受けられる唯一の仮想通貨
BTC Bull Token(BTCBULL)は、ビットコインの成長に連動した利益を得るための最新かつ戦略的な手段だ。
ビットコイン価格が新高値を更新するなか、BTCBULLをBest Walletに保管しておくことで、無料のビットコイン(エアドロップ)を受け取ることができる。
このエアドロップは、ビットコインが15万ドル(約2,250万円)や20万ドル(約3,000万円)などの節目を突破するたびに発生する予定であり、BTCBULLは2026年までに277%上昇し、0.0096ドル(約1.51円)に達すると見込まれている。
さらに、開発陣はデフレ型の供給戦略を採用しており、ビットコインが5万ドル(約750万円)上がるたびに、一部のBTCBULLトークンがバーン(焼却)される仕組みとなっている。
BTCBULLを最大限に活用するなら、プレセール期間中に購入しておくのが得策だ。現在までに750万ドル(約11億8,500万円)以上を調達しており、1トークンの価格は0.00258ドル(約0.41円)となっている。
Dog(Bitcoin)(DOG)──ビットコイン基盤の犬系ミームコイン、爆発的上昇の予感
犬系ミームコインがSEC(米証券取引委員会)によるDOGE ETFへの前向きな姿勢を背景に再注目される中、DOGは次に爆発する可能性のある仮想通貨とされている。
DOGはDogecoinやShiba Inuほどの知名度はないものの、ビットコインブロックチェーン上に構築されている点が最大の特長だ。
このトークンは実用性を持たず、ビットコイン上で「ミームコイン文化を楽しむ」という目的のもと、コミュニティ主導で運営されている。
現在の価格は0.003911ドル(約0.61円)で、過去7日間で28%以上の上昇を記録。直近の価格チャートでは下降三角形のパターンを上抜けしそうな兆候が見られ、近いうちにさらなる上昇が期待される。
まとめ
Geminiのような大手取引所が米国株式のトークン化を進めている現状を見ると、暗号資産市場の拡大には限界がないとも言える。
この変革の最前線に立ちたいと考えるなら、Snorter Token(SNORT)やBTC Bull Token(BTCBULL)のような将来有望なトークンに注目すべきだ。
なお、この記事は投資助言ではなく、暗号資産市場には高いリスクが伴うため、投資判断は自身での調査に基づいて行うよう留意してほしい。
