
ビットコイン(BTC)は依然として仮想通貨市場の中心的存在である。しかし、数々の報道にもかかわらず、その真の価値はまだ十分に語られていないのかもしれない。
直近の取引ではビットコインが11万1,000ドル(約1,730万円)の過去最高値を記録。その後やや下落したものの、深刻な調整局面には至っていない。むしろ、複数の指標により、さらなる上昇余地があるとされている。
キャシー・ウッド氏やアーサー・ヘイズ氏など、多くの専門家がビットコインのさらなる上昇を予測している。以下、その根拠と最新の注目銘柄を紹介する。
専門家予測:13万ドルから150万ドルまで
ビットコインの価格予測が相次ぐ中、マイク・ノヴォグラッツ氏(Galaxy Digital創業者・元ゴールドマン・サックスパートナー)は比較的保守的な見解を示しており、年末までに13万〜15万ドル(約2,020万〜2,330万円)と予測している。
一方、BitMEXのアーサー・ヘイズ氏は25万ドル(約3,880万円)を目指すとし、現在の価格からの倍増を見込んでいる。
さらに、Ark Investのキャシー・ウッド氏は最も強気の予測を提示しており、2030年までに150万ドル(約2億3,270万円)に到達すると主張している。
こうした見解を総合すると、ビットコインは現在の水準を大きく上回る可能性が高いと言えるだろう。
市場分析:過熱感はなく、さらなる上昇余地あり──NYDIGの見解
NYDIGの最新調査によれば、ビットコイン市場には依然として成長の余地があるという。過熱感(急激な価格上昇に伴う過剰な投機)は現在の市場では見られず、過去のバブル期と比較しても穏やかな動きが続いている。
例えば、永久先物の資金調達率は6.2%にとどまり、過去の100%超の水準とは大きく異なる。これは、今後の価格上昇に向けた余地があることを示唆している。
NYDIGは「過去の最安値から最高値までの倍率」を基に、現在の価格水準から導かれる理論的な上値余地を提示しており、ビットコインの価格がさらなる高値を目指す可能性があると述べている。
ビットコイン市場が成熟するにつれて、上下幅は次第に縮小すると考えられているが、ウッド氏の150万ドル予測が現実化すれば、その常識すら覆ることになるかもしれない。
ここでは、今後の成長が期待される注目のプロジェクト3選を紹介する。
1. BTC Bull Token(BTCBULL)──ビットコイン上昇に連動した3つの報酬モデル
現在のビットコインは非常に高価だが、BTC Bull Token(BTCBULL)は低価格かつ高報酬設計で注目を集めている。BTCBULLはトークンバーン(供給量の減少)とエアドロップ(無料配布)を通じて、BTCとの連動性を高めている。
以下が報酬の仕組みだ:
- BTCが12万5,000ドルに到達:BTCBULLのトークンバーン
- BTCが15万ドルに到達:BTCBULL保有者にBTCのエアドロップ(Best Wallet内)
- BTCが17万5,000ドルに到達:BTCBULLのトークンバーン
- BTCが20万ドルに到達:BTCエアドロップ
- BTCが22万5,000ドルに到達:BTCBULLのトークンバーン
- BTCが25万ドルに到達:BTCBULLの大規模エアドロップ
このように3回のバーンと3回のエアドロップが設計されており、ビットコインの上昇に伴ってBTCBULLの価値も上昇する構造となっている。
価格予測によれば、BTCBULLは年末までに0.06467ドル(約10円)に到達する可能性があり、現在の0.002535ドル(約0.39円)から2,450%の上昇が期待されている。
2. Snorter Token(SNORT)──新興ミームコインを狙い撃つスナイパーボット
Solanaベースのミームコインが中央取引所(CEX)に上場する頃には、すでに大きな値上がりは終わっていることが多い。そこで注目されているのが、Telegram内で有望なミームコインを自動的に検出・購入するSnorter Botと、その関連トークンであるSnorter Token(SNORT)だ。
このボットはSolanaおよびEthereumのマルチチェーン対応で、Portal Bridgeを通じて相互移動が可能。以下の高度な機能を備えている:
- 安全なスワップ
- 自動スナイピング
- ハニーポット(詐欺)検出
- ラグプル(詐欺的な出金)対策
- 指値注文
- コピー取引
SNORTは現在、推定年利1,791%のステーキング報酬が提供されており、プレセール開始から24時間以内で16万5,000ドル(約2,570万円)以上を調達している。
最安値の0.0935ドル(約14円)で購入可能なプレセールは、今が最大のチャンスといえる。
3. Toncoin(TON)──Telegram起源のトークンが週次で5%上昇
Toncoin(TON)は、元々Telegramのネイティブトークンとして開発されたものであり、現在もTelegramとの強い関連性を持つ。
最近では、イーロン・マスク氏が自身のXプラットフォームとTelegramの統合を検討しているとの報道があり、TONはその影響で過去1週間で5%近く上昇した。
TONの目標は、Telegramの10億人の月間ユーザーのうち5億人をブロックチェーンに取り込むこと。Snorter TokenがTelegram上に展開されれば、相互にユーザー基盤が広がる可能性がある。
ビットコインはどのくらい早く13万ドルに到達するか?
ビットコインが年内に13万ドルに達するのか、あるいは2030年に150万ドルに達するのかは定かでない。しかし、専門家の予測や市場環境を考慮すれば、依然として大きな上昇余地が残されている。
今こそ、次の急騰候補となる暗号資産を見極めるときだ。
※本記事は投資助言を目的としたものではなく、暗号資産は常に価格変動リスクを伴うため、投資判断は自己責任で行う必要がある。
