イーサリアム（ETH）は過去24時間で0.2％上昇したが、取引量は60％以上急増しており、本日の取引セッションでは2,500ドル（約40万1,000円）を超える動きが売り圧力によって拒まれた。
米国のオンライン証券会社ロビンフッド（Robinhood）は、同社幹部がイーサリアムの創設者ヴィタリック・ブテリン氏および、イーサリアムのレイヤー2ソリューションとして成功を収めているArbitrumの幹部と会談することを確認した。
Vitalik’s in town.
Join us in Cannes for a fireside chat with our crypto GM, @JohannKerbrat, the founder of Ethereum, @VitalikButerin, and the CSO of @offchainlabs, @ajwarner90.
Tune in tomorrow at 7:45pm CEST on Robinhood X and YouTube.
— Robinhood (@RobinhoodApp) June 29, 2025
この会談は、ロビンフッドが「2025年最大級の仮想通貨関連発表」と予告する内容の直前に行われており、ETHの取引量急増の要因と見られている。
一方、中東地域の緊張緩和により市場心理も改善傾向にある。恐怖と強欲指数（Fear and Greed Index）は、一時37まで下落した後に50まで回復し、投資家が慎重ながらも恐怖感を払拭しつつある状況だ。
加えて、米連邦準備制度理事会（FRB）のパウエル議長は、2025年内に2回の利下げを行う計画が維持されていると発言。中期的に仮想通貨市場にとっては好材料とされる。
このような状況下でETHの価格動向にどのような影響が及ぶのか、ChatGPTに予測を依頼したところ、以下のような分析結果が得られた。
ETHが4,000ドルに達するには「構造的なきっかけ」が必要
ChatGPTは、ETHが2,100ドル（約33万6,000円）付近から力強く反発した後、現在は調整局面に入っていると指摘。また、価格が200週指数平滑移動平均線（EMA）を上回って推移しており、強気の見通しを裏付けているとした。
短期および長期の価格目標については以下のように分析されている。
今後2～6週間の短期では、2,060～2,525ドル（約33万円～40万円）のレンジが重要な分岐点となり、この範囲を上抜けすれば2,800ドル（約44万9,000円）への上昇が見込まれる。
反対に、2,400ドル（約38万5,000円）を下回ると、ETHは200週EMAの位置する2,270ドル（約36万3,000円）まで調整する可能性がある。
長期的には、ETHが3,000～4,000ドル（約48万～64万円）へと上昇するには、マクロ経済環境の影響が鍵となる。その中で、ChatGPTはEthereumのレイヤー2（L2）技術の採用拡大を「構造的なきっかけ」として挙げている。
これは、ロビンフッドがArbitrumと連携し、欧州ユーザー向けに米国株をオンチェーンで提供する取り組みとも一致する。
総じて、ChatGPTは「慎重ながらも強気」な見解を示しており、200週EMAを維持している限り、ETHには上昇の余地があるとみている。
もっとも、ETHの将来性に期待が寄せられる一方で、Snorter（SNORT）のような今年注目されている仮想通貨プレセール案件に、より大きな上昇余地があるとの見方も広がっている。
Snorter（SNORT）はEthereumとSolana上のミームコインを狙い撃ち
ミームコイン市場では、新たな投資機会を見極めて迅速に行動するには、自動化されたツールの利用が重要となる。
Snorter（SNORT）は、EthereumおよびSolanaチェーン上で稼働するトレーディングボットで、投資家に対し洗練されたアルゴリズムによる銘柄選定とエントリー機会を提供している。
このボットは、同種のツールと比較して取引手数料が低く、詐欺的プロジェクト（ラグプル）への対策も講じられている。さらに、指値注文（リミットオーダー）を設定可能で、エントリーやイグジットの精度向上が見込まれる。
プレセール開始から1カ月足らずで、Snorterはすでに130万ドル（約2億800万円）近くを調達しており、プロダクトが成果を上げ始めれば、SNORTトークンの需要は急増することが予想されている。
現在の割引プレセール価格は0.0967ドル（約15円）となっており、最大のリターンを得るにはこの時期の購入が重要とされる。
購入方法は、Snorter公式サイトにアクセスしウォレットを接続するだけである。SOLまたはUSDTでのスワップ、あるいはクレジットカードによる購入にも対応している。
