
7月は一長一短の月だった。大手企業によるBitcoin(ビットコイン)、Ethereum(イーサリアム)、Solana(ソラナ)の大量購入が相次いだが、価格は予想されたほど好反応を示さなかった。
しかし、9月に入り、米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ期待が投資家心理を押し上げ、新たな熱気が広がっている。
Polymarketによれば、FRBが利下げを実施する確率は95%以上に達しており、投資家の「リスクオン」姿勢を後押ししている。過去と同様に、これが暗号資産相場を一段と押し上げる可能性がある。
では、次の強気相場に向けて、どの銘柄を選ぶべきか。BTC、ETH、SOLといった主要銘柄を積み増すのも安全策だが、それでは上昇余地が限定的だとの見方もある。
そこで注目されるのが「次の1000倍暗号資産」だ。今回、我々はその候補を探るため、リアルタイムの暗号資産データに直結するAIツール「Grok」の予測を紹介する。
1. Snorter Token(SNORT)──ミームコイン取引を可能にするTelegramボット
Snorter Token(SNORT)は単なるミームコインではない。リテール投資家が新規ミームコインの流動性を狙えるTelegram(テレグラム)ボットを支えるユーティリティ型アルトコインだ。
従来は大口投資家が新規上場銘柄の流動性を独占しており、個人投資家は初動の急騰に乗り遅れることが多かった。Snorterは自動執行機能を備え、事前に指値や逆指値を設定することで、高速な取引が可能になる。
さらに、ポートフォリオ管理やプロ投資家の取引コピーもTelegram上のコマンド送信で簡単に行える。セキュリティ面でも堅牢で、ラグプル(詐欺的資金持ち逃げ)、ハニーポット(不正設計されたトークン)、高度なスキャム、MEV(マキシマル抽出可能価値)攻撃など幅広い脅威に対応する。
Day traders when they paint their fence. pic.twitter.com/zCN4wjwEGY
— Snorter (@SnorterToken) September 5, 2025
価格予測では、2025年末までにSNORTは800%以上上昇し、0.94ドル(約140円)に達する可能性があると見られている。さらに保有者には以下の特典がある。
- 日次スナイピング取引に上限なし
- 高度な分析ツール
- 取引手数料の割引(通常1.5%が0.85%に減額)
- 現在124%のステーキング利回り
プレセール段階ですでに370万ドル(約5億5,000万円)を超える資金を調達しており、1トークンあたり0.1033ドル(約15円)で販売されている。
2. Maxi Doge(MAXI)──1000倍を狙う新たなDogecoin系ミームコイン
ポートフォリオに刺激を加えたい投資家向けに、GrokはMaxi Doge(MAXI)を次の注目銘柄として挙げている。
MAXIはDogecoinの系譜に属するが、そのキャラクターは可愛らしい柴犬ではなく、Dogecoinに対抗する「反ドージ」的存在だ。ジム通いと自己鍛錬を重ね、世界一のミームコインを目指す設定で登場した。
この目標達成のため、トークン総供給量の40%をPRやインフルエンサーとの協業、SNSキャンペーンに充当。加えて、週次の取引コンペやランキング報酬など、ホルダー限定のイベントも用意している。
また、CEX(中央集権型取引所)、DEX(分散型取引所)への上場だけでなく、先物取引プラットフォームとの提携も視野に入れている。これにより取引量増加と1000倍レバレッジ機会の提供が期待される。
When the whole world is falling apart but you got $MAXI. This legit fine, bro. pic.twitter.com/fUqPMupi6r
— MaxiDoge (@MaxiDoge_) September 5, 2025
現在プレセール中で、すでに183万ドル(約2億7,000万円)以上を調達。価格は1トークン0.0002555ドル(約0.038円)となっている。
3. MemeCore(M)──「Proof of Meme」でミームコイン市場を刷新
MemeCore(M)は現在もっとも注目を集める暗号資産の一つだ。7月のローンチ以降で2,600%以上上昇し、直近7日間でも250%以上の伸びを記録している。
その背景には「ミームコインを単なる投機対象から、文化・価値・コミュニティ連携を持つ新しい資産クラスに変革する」というミッションがある。
MemeCoreはミームコイン2.0時代のために設計された初のレイヤー1ブロックチェーンで、独自のPoM(Proof of Meme)コンセンサスを導入。文化的貢献やオンチェーン活動に報酬を与える仕組みを備える。
さらに、クリエイターやインフルエンサー、貢献者への報酬制度も整備し、ミーム循環を拡大する仕組みを構築している。
現在、1.61ドル(約240円)で取引されており、連日高値を更新中。アルトコインシーズンが本格化すれば、さらなる急騰も見込まれる。
まとめ
9月は、FRBの利下げ、機関投資家による買い支え、暗号資産に好意的な政策が重なり、投資家にとって一生に一度のチャンスとなる可能性がある。
高リスクながら大きなリターンが狙える低価格銘柄として、Snorter Token(SNORT)、Maxi Doge(MAXI)、MemeCore(M)はGrokの分析によって注目されている。
ただし、暗号資産投資は市場変動性が高く、常にリスクが伴う。ここで紹介した内容は投資助言ではない。投資を行う際は必ず自身で調査を行うべきだ。
