
Pi Networkの基盤通貨であるPi暗号資産は、Kraken Pro(クラーケン・プロ)への上場により一時1.60ドル(約250円)まで上昇したものの、現在は1ドル(約155円)を下回る水準で推移している。一方で、2025年5月の注目プレセールとして、BTC Bullプロジェクトに資金が集まりつつある。
Pi暗号資産、Kraken Pro上場後に急騰、その後反落
Pi暗号資産(PIUSDT)の価格チャートでは、現在、横ばいかつ若干の下落傾向が見られる。今後、ベア(弱気)トレンドが続く場合、価格は0.66ドル(約102円)や0.55ドル(約85円)を下回る可能性があり、Pi保有者にとっては懸念材料となる。

とはいえ、現在のチャート形成はKraken Pro上場後の急騰による影響を強く受けている。1ドルの水準が依然として局所的なレジスタンス(上値抵抗線)となっており、4月初旬から5月中旬にかけての価格推移と類似した動きが続いている。
現在、Pi暗号資産はOKX、Bitget、MEXCなどの主要取引所でも取引されており、Krakenへの上場によって欧米市場での認知度や信頼性も向上している。
今後、Pi価格が上昇トレンドを維持するためには、0.66ドルの水準を防衛し、ビットコインや他の注目仮想通貨と連動した上昇を見せる必要がある。
基礎的な観点から見ても、Pi Networkの成長は続いている。特に、OKXからのトークン移動が増加しており、クジラ(大口投資家)による蓄積も確認されている。最近では、1億1000万PI以上が主要取引所から移動されており、これは売却よりも保有を選ぶ投資家が増えていることを示唆している。
さらに、「Pi Network Ventures(Piネットワーク・ベンチャーズ)」の立ち上げも発表された。この取り組みでは、PIの実用性を広げるスタートアップへの投資を通じて、エコシステム全体の発展が図られる。資金はPi財団の準備金から10%が割り当てられる予定で、現実世界への統合を後押しする重要な施策となる。
BTC Bull──5月に買うべき次の仮想通貨プレセールか?
Pi暗号資産が調整局面を迎えるなか、投資家の注目を集めているのがBTC Bullプロジェクトである。
アナリストは、BTC Bullを「現在購入できる最も有望な仮想通貨プレセールの一つ」と評価しており、ビットコイン価格の上昇に連動して保有者に報酬が付与されるハイベータ型のプロジェクトとして注目されている。
現在までに640万ドル(約9億9000万円)以上がプレセールで調達されており、その革新的な報酬設計により投資家が急増している。
BTC Bullでは、ビットコインが15万ドル(約2,325万円)に到達すると、BTCBULL保有者に無料でビットコインがエアドロップされる仕組みとなっている。また、価格が5万ドル単位で上昇するごとに、保有量に応じたBTCが追加で配布される。
さらに、BTCBULLはデフレ型トークンとして設計されており、BTCUSDTが12万5000ドル(約1,938万円)に到達すると、発行総量の一部がバーン(焼却)される。以降、ビットコインが2万5000ドルごとに上昇するたびに、さらなるトークンがバーンされる予定だ。
プレセール価格は現在0.00253ドル(約0.39円)で提供されているが、2時間以内に値上げが予定されているため、今が割安で購入できるラストチャンスとなる。
また、BTCBULLをステーキングすることで、年利64%(APY)の報酬を得ることができ、保有量の増加とさらなるビットコイン報酬の獲得チャンスにもつながる。
