
本日の仮想通貨市場の時価総額は1.6%減少しているが、Bitcoin(ビットコイン)、Ethereum(イーサリアム)、XRP(エックスアールピー)などの主要通貨は上昇している。
一方で、仮想通貨のプレセール市場も依然として高い需要を見せている。
プレセールは、トークンが取引所に上場する前の低価格で投資できる機会を提供し、大きな利益を生むことが多い。
最近では、最も成功したプレセールとしてPepe Unchainedが挙げられる。このプロジェクトは2023年12月に取引所に上場後、価格が10倍に急騰した。
現在、他にも有望なプレセールが登場しており、今回はその中でも特に注目すべきプロジェクトを紹介する。
Solaxy(SOLX)
Pepe Unchainedが成功した理由の一つは、世界初のミームコインをテーマにしたEthereumレイヤー2を構築した点にある。
その成功を受け、今注目されているのがSolaxy(ソラクシー)だ。Solaxyは、Solana(ソラナ)初のレイヤー2ブロックチェーンを開発するために資金調達を行っているプロジェクトである。
現在、Solanaのエコシステムには大きな関心が集まっており、近い将来、SOLの現物ETF(上場投資信託)が承認されるとの噂もある。 Solanaはこの1年間で最も注目されたブロックチェーンの一つだが、最大の課題はネットワークの混雑である。
オンチェーンのアクティビティが急増すると、トランザクションの待ち時間が長くなり、送信に失敗するケースも多発する。
Solaxyは、オフチェーン処理とトランザクションのバンドリング技術を活用することで、この問題を解決する。 Solaxyレイヤー2を利用すれば、Solanaのレイヤー1よりも取引手数料が安く、高速で、信頼性の高いトランザクションが可能となる。
現在、SolaxyのプレセールではSOLXが0.001628ドル(約0.24円)で販売されており、プレセールの進行に伴い価格が上昇していく予定だ。
本日中に価格が引き上げられる予定であり、これまでに1,890万ドル(約28億3,500万円)を調達している。
MIND Of Pepe(MIND)
MIND Of Pepe(マインド・オブ・ペペ)もまた、革新的なユースケースを持つAIエージェント仮想通貨プロジェクトである。 このプロジェクトは、AIエージェントを活用し、コミュニティの利益を最大化することを目的としたミームコインだ。
Pepe the Frog(ペペ・ザ・フロッグ)のブランディングとアートの裏には、X(旧Twitter)やブロックチェーン上で活動するMIND Of Pepeエージェントが存在する。
Snap. $MIND pic.twitter.com/YQmOMkcddM
— MIND of Pepe (@MINDofPepe) February 9, 2025
このAIエージェントは、トレンドを分析し、新しいトークンをローンチし、分散型アプリケーション(DApps)と相互作用する機能を持つ。
MINDトークンを保有すると、エージェントがソーシャルメディアでプロモーションを行う前に、トレンド分析や新規トークンのローンチ情報を得ることができる。 また、MINDのステーキング機能もすでに開始されており、現在415%の年利(APY)が提供されている。 ただし、ステーキングプールの拡大に伴い、この利回りは徐々に低下していく見込みだ。
プレセールでは現在、550万ドル(約8億2,500万円)を調達しており、トークン価格は0.0032924ドル(約0.49円)。
次の価格引き上げは2日以内に予定されている。
Meme Index(MEMEX)
Meme Index(ミーム・インデックス)は、ミームコインのインデックス投資を可能にする取引プラットフォームである。 このプロジェクトでは、低リスクから超高リスクまで、4種類のインデックスを提供している。
各インデックスは、異なるミームコインのバスケット(組み合わせ)で構成されており、ミームコイン特有の価格変動リスクを分散する役割を持つ。 市場環境や投資家のリスク許容度に応じたインデックスを選択できる点が特徴だ。
プラットフォームを利用するには、MEMEXトークンの保有が必要であり、保有者にはガバナンス権も与えられる。 MEMEXホルダーは、インデックス内のトークンの追加・削除などの意思決定に投票できる仕組みとなっている。
現在、プレセールでは340万ドル(約5億1,000万円)を調達している。
