シバコイン 今後は、米国の規制下市場への進出をきっかけに、大きな転換期を迎えつつある。Coinbase(コインベース)は、シバイヌ(SHIB)のデリバティブ取引を米国市場で提供開始した。
Now live: Trade US Perpetual-Style Futures for all altcoins on Coinbase Derivatives, available 24/7.
→ Shiba Inu $SHIB
→ Avalanche $AVAX
→ Bitcoin Cash $BCH
→ Cardano $ADA
→ Chainlink $LINK
→ Dogecoin $DOGE
→ Hedera $HBAR
→ Litecoin $LTC
→ Polkadot $DOT
→ SUI $SUI
→… pic.twitter.com/yjS2XsQ2jN— Coinbase Markets 🛡️ (@CoinbaseMarkets) December 15, 2025
これにより、SHIBは米国の規制に準拠したデリバティブ市場で取引可能となり、従来の投機的な位置付けから一歩踏み出した形となる。多くのトレーダーが想定する以上に、強気材料となる可能性がある。
規制市場への第一歩と現物ETFへの道筋
今回の上場は、ミームコインとしてのSHIBにとって、初めて本格的にコンプライアンス市場へ参入した事例だ。米国最大級の中央集権型取引所により、他の主要アルトコインと同列で扱われることになる。
🚨BREAKING: T. Rowe Price has filed for a “T. Rowe Price Active Crypto ETF” with the SEC.
It will hold 5–15 spot crypto assets, including $BTC, $ETH, $SOL, $XRP, $ADA, $AVAX, $LTC, $DOT, $DOGE, $HBAR, $BCH, $LINK, $XLM, and $SHIB.
The fund will invest only in spot crypto assets… pic.twitter.com/MluI28pCdK
— FinancialPress.com (@FinancialPress_) October 22, 2025
さらに重要なのは、その先にある伝統金融(TradFi)市場への接続だ。米証券取引委員会(SEC)の包括的な上場基準では、6カ月間の規制下デリバティブ取引実績が、現物ETF上場の条件となる可能性がある。
このルートは、従来のForm 19b-4による長期審査プロセスを回避できる点で、迅速な選択肢と位置付けられている。
機関投資家需要の兆しも浮上
長期的には、資産運用会社が現物SHIB ETFを申請した場合、新たな機関投資家需要の流入経路が開かれる可能性がある。すでにその兆候は見られている。
運用資産総額約1兆7000億ドル(約255兆円)を誇るT. Rowe Price(ティー・ロウ・プライス)は、暗号資産インデックスETFを通じてSHIBの組み入れを検討している。
シバコイン価格予測:長期構造は強気転換の可能性
これらの材料は、約21カ月続いた価格の持ち合い局面を打破するエネルギーとなり得る。日足チャートでは、下降チャネル内での推移が続いてきたが、足元では変化の兆しも出始めている。
特に注目されるのは、三尊底に近いトリプルボトム形成が試されている点だ。ただし、足場はまだ不安定で、明確な反転確認には至っていない。

テクニカル指標は依然として慎重姿勢
モメンタム系指標はまちまちだ。相対力指数(RSI)は中立水準である50ライン付近で伸び悩み、MACDはシグナルライン下でゴールデンクロスを示したばかりとなっている。
これらは、短期的には売り手が依然として優勢であることを示唆する。ただし、デリバティブ市場からの新規需要が流入すれば、この水準が再び上昇の起点となる可能性もある。
重要価格帯と上昇シナリオ
現在、0.0000077ドル(約0.0012円)が基盤となる重要水準だ。この水準での反発に成功すれば、長期サポートである0.0000105ドル(約0.0016円)の回復が視野に入る。
より安定した高値支持が形成されれば、下降チャネルの上抜けが意識され、0.000024ドルまでの約200%上昇シナリオが浮上する。さらに、現物ETFを通じたTradFi市場への展開が実現すれば、0.00005ドルへの約540%上昇も理論上は射程に入る。
SUBBD:実需を重視する次の選択肢
シバコイン 今後が市場露出を拡大する一方で、長期的な課題として残るのが、持続的な実用性の確立だ。規制重視の流れが強まる今、市場では実需に根差したプロジェクトへ関心が移っている。
その一例が、AIを活用したコンテンツプラットフォームSUBBD(SUBBD)だ。SUBBDは、約850億ドル(約12兆7000億円)規模とされるサブスクリプション経済をターゲットに、制作者とファン双方に主導権を取り戻す設計を掲げている。

SUBBDは、既存プラットフォームが抱える中間搾取の問題を解消し、価値を直接クリエイターへ還元する仕組みを採用している。制作者はファンを直接収益化でき、ファンは限定コンテンツや先行公開、トークン制アクセスを通じて深い関与が可能となる。
すでにプレセールでは約140万ドル(約2億1000万円)を調達しており、ローンチ後にクリエイター経済の一部を獲得できれば、価格上昇余地は小さくない。
SUBBDでは、制作者はより多くを得て、ファンはより近づく。分散化という暗号資産本来の理念を、実用面で体現するプロジェクトとして注目されている。






