
米国初となるステーキング対応のソラナ(Solana)ETFが、2025年7月2日にローンチを迎える。これはソラナが伝統的な金融市場に本格的に進出する大きな節目といえる。
SOLの価格は過去24時間でわずかに上昇しており、ETFの開始を前に投資家心理の改善がうかがえる。こうした盛り上がりは、Snorter Token(SNORT)といった暗号資産のプレセール(事前販売)市場にも波及している。
Snorter Tokenはイーサリアム(Ethereum)基盤のトークンでありながら、ソラナとのブリッジを有している。これまでに140万ドル(約2億2,000万円)以上を調達しており、投資家からの関心が高まっている理由を探る。
クジラ投資家が支援、Snorter Tokenのプレセール資金が140万ドルを突破
Snorter Tokenは、わずか1か月ほどでプレセールを通じて140万ドル(約2億2,000万円)以上を調達した。特に注目すべきは、2人の大口投資家(いわゆる「クジラ」)がそれぞれ88,000ドル(約1,380万円)、103,000ドル(約1,620万円)を投じた点である。これにより、木曜日時点で60万ドル(約9,400万円)だった資金は、金曜日の朝には90万ドル(約1億4,100万円)を超えた。
このような大規模な購入は、プロジェクトの将来性に対する強い信頼の表れである。通常、富裕層が6桁単位でプレセールに参加する場合、そのプロジェクトに長期的な成長可能性を見出していると考えられ、それに続いて一般投資家の関心も高まる傾向にある。
Snorter Tokenの供給総量は5億枚で、そのうち3億枚(60%)がプレセール用に確保されている。また、CoinsultとSolidProofの監査をクリアしている点も信頼性を高めている。現在は数日ごとに価格が上昇しており、早期に参加する機会は限られつつある。
現在、SNORTトークンの価格は1枚あたり0.0971ドル(約15円)であるが、次のプレセールステージ開始に伴い、近く価格は引き上げられる予定だ。購入を希望する場合は、公式サイトにアクセスし、MetaMask(メタマスク)やCoinbase Wallet、Best Walletなどのウォレットを接続し、ETH(イーサ)、USDT(テザー)、またはSOL(ソラナ)で支払いを行う。
中でもBest Walletは複数のブロックチェーンに対応しており、KYC(本人確認)なしで資産の安全を確保できる点で利便性が高い。
Snorter Tokenトレーディングボットで高速取引と報酬獲得を両立
Snorter Tokenは、成長著しい2つの分野──ミームコインとTelegram(テレグラム)トレーディングボット──を融合したプロジェクトである。中心となるプロダクト「Snorter Bot」はTelegram上で稼働し、「/snipe」や「/limit」などの簡単なコマンドで、ブラウザや分散型取引所(DEX)を介さずにミームコイン取引が可能となる。
このボットはソラナを基盤にしており、新規トークンのローンチ時にはミリ秒単位で注文を実行できる。人間の手作業による取引と比べてはるかに高速である点が特長だ。さらに、ベータ版の段階では、ラグプル(詐欺的プロジェクト)やハニーポット(出金不能な罠)のおよそ85%を検出するスキャナー機能も搭載されていた。
コピートレードやストップロスなどの機能も実装されており、初心者にとっても扱いやすい設計となっている。さらに、SNORTを保有することで取引手数料は0.85%にまで引き下げられる。これは、紹介リンク込みで0.90%のTrojanや、ユーザー数45万超・取引高100億ドル(約1兆5,700億円)を誇るBonkBot(1.0%)と比較しても競争力がある。
将来的には、イーサリアム、BNBチェーンなど他ネットワークへの対応も計画されている。低手数料と実証済みの詐欺検知機能を武器に、Snorter Tokenは急速に市場シェアを拡大する可能性がある。紹介リンクを使った場合は、紹介者に5%の報酬が付与される仕組みも用意されている。
注目すべきもう一つの要素が、最大年利240%のステーキング(資産預け入れによる利回り)プログラムである。プレセール参加者は、専用ダッシュボードを通じて直接ステーキングを行い、受動的収入を得ることができる。
現在のソラナETFへの関心が、Snorter Tokenの勢いをさらに加速させている。ソラナが新たな高値を目指す中、次なるプロジェクトとしてSnorter Tokenを検討する投資家が増えている。
