
時折、市場を席巻する新たな仮想通貨プロジェクトが登場する。それは単に早期投資家を富ませるだけでなく、暗号資産カルチャーそのものを再定義する。
現在注目を集めているのがSolaxy(SOLX)だ。同プロジェクトは、世界初となるSolana(ソラナ)レイヤー2ブロックチェーンの構築を目指しており、ロールアップ技術によってネットワークの混雑問題を解消しようとしている。
Solanaはその高速処理能力と低手数料で知られているが、Solaxyはその上をいく性能を目指している。Solanaが1秒間に約6,500件のトランザクションを処理できるのに対し、Solaxyは1万件の処理を目標としている。
現在プレセールが実施中で、これまでに5,540万ドル(約86億8,000万円)以上を調達しており、Solana関連では過去最大規模のプレセールとなっている。ただし、購入希望者は早急な対応が必要だ。プレセールは残り3日で終了し、その後SOLXは一般市場で取引可能となる予定である。
Solanaエコシステムに無限のスケーラビリティをもたらす
Solanaは非常に高速かつ低コストで、多数のユーザーに対応可能なネットワークとして評価されているが、完璧ではない。最も深刻な問題は混雑であり、ネットワークがピーク時には待機時間の増加やトランザクションの失敗率上昇につながる。
特に注目トークンのローンチや価格変動時にトランザクションが集中しやすく、Solanaはその最も必要とされるタイミングでパフォーマンスを発揮できない場合がある。
Solaxyはこの問題を解決する可能性を持つ。トランザクション能力をSolanaの約2倍に引き上げ、オフチェーン計算とロールアップ技術を活用することで、より安価で高速、かつ信頼性の高い取引処理を実現しようとしている。
これにより、ユーザー体験が向上するだけでなく、新たなユースケースの可能性も開かれる。マイクロペイメント、ゲーム、高負荷のAIアプリケーションなどがSolaxy上でより現実的な選択肢となる。
将来的には、ユーザーがSolanaのレイヤー1ではなくSolaxyを経由して取引し、その結果をSolanaメインネットに反映させるという形での活用が広がる可能性がある。
現在、Solanaの時価総額は770億ドル(約1兆2,060億円)を超えており、Solaxyの調達額5,500万ドル(約86億円)はまだまだ成長余地を示している。暗号資産メディアCryptonewsのアナリストは、SOLXが今後50倍の利益を生む可能性があると分析している。
Solaxy、2度目のトークンバーンで350億枚を焼却
先週、Solaxyは仮想通貨史上最大級の意図的バーン(焼却)イベントを実施した。総額6,200万ドル(約97億円)相当のSolaxyトークン、計350億枚が焼却され、希少性の向上とプロジェクトの長期的成功を目指す動きが取られた。
Solaxy is DOMINATING. 🛸🪐
55M Raised! 🔥 pic.twitter.com/I1zvFtvSeF
— SOLAXY (@SOLAXYTOKEN) June 19, 2025
この動きには好意的な反応が多く、メディアも報道し、アナリストの評価も高まった。これによりプレセールには新たに数千人の投資家が参加した。
今週火曜日には追加で200億枚のSOLXが焼却され、合計で550億枚のトークンが市場から除去されたことになる。これは全体供給量の約40%に相当し、今後の需要が限られた供給に集中することで、価格に大きな影響を与える可能性がある。
今後、Solaxyのメインネット公開に加え、独自のDEX(分散型取引所)やミームコインローンチパッドのリリースも予定されており、7月中に順次展開される見通しだ。
SOLX、主要取引所への上場が間近に──カウントダウン開始
Solaxyは3日後に取引所へ上場する予定であり、チームは「大きな発表がある」と予告している。「主要取引所」への上場が予定されているという。
具体的にどの取引所(例:バイナンス、Bybit、コインベース)かは明らかにされていないが、主要取引所の上場チームがSolaxyに注目していることは間違いない。
アナリストの支持、画期的なユースケース、そして上場が迫る中で、Solaxyには今月中にも急騰する下地が整っている。ただし、現行の割引価格でSOLXを購入できるのはプレセール期間中のみであり、Solaxyを買って初期の投資機会を逃さないようにしたい。
プロジェクトの最新情報はX(旧Twitter)やTelegramで確認できる。あるいは公式サイトから直接トークンを購入することも可能だ。
