
XRP(リップル)の価格は過去1週間で3%上昇し、過去24時間でも2%超上昇して2025年6月9日1時55分時点で2.23ドル(約350円)に達した。日間取引量は178%増加し、25億ドル(約3,930億円)に達している。
XRPは当日高値となる2.29ドル(約360円)を記録した後、直近1時間でやや下落した。今週中にリップルトークンが新たな高値を更新する可能性はあるのだろうか。
XRP価格、強気反転パターンからのブレイクアウトを示唆
XRPの6時間足チャートでは、いくつかの主要指標に基づき、強気の値動きが示されている。50期間単純移動平均線(SMA)は2.20ドル(約345円)で推移しており、200 SMAは2.271ドル(約356円)に位置する。一方、6月4日にはデスクロスが発生しており、今後の弱気転換の可能性を示唆するシグナルとも受け取れる。
XRP価格は、6月8日に下降チャネルの上限ラインをブレイクした後、再びそのラインを試す展開となっている。このような「ブレイクアウト→再テスト」は、さらなる上昇につながる典型的なパターンである。
相対力指数(RSI)は53.29で中立圏にあり、強気の動きが継続する余地がある。ただし、RSIは下降傾向にあり、上昇の勢いはやや鈍化している。
過去のチャートにおいて、XRPのRSIは39付近でサポートを受けており、再びその水準まで下落もしくは横ばい推移する可能性もある。
MACD(移動平均収束拡散法)は依然として強い強気トレンドを示しており、MACDラインがシグナルライン(オレンジ)を上回って推移している。
XRP価格、今週5~17%の上昇余地も
チャートでは2つのレジスタンスゾーンが確認されている。1つ目は2.364ドル(約372円)、2つ目は2.620ドル(約412円)である。加えて、200 SMAの2.271ドル(約356円)も直近の重要な抵抗ラインとなる。
最初の抵抗線を突破できれば、XRPは2.364ドル、2.6ドル(約409円)、さらには3ドル(約472円)といった水準まで「ムーン(急騰)」する可能性もある。これらはいずれも現在価格から5~17%の上昇幅に相当する。
過去26日間、下降チャネルの上限ラインは強固なレジスタンスとして機能してきたが、今回のブレイクにより、今後はサポートとして転じる可能性がある。
一方、仮に弱気勢が再び優勢となった場合は、価格が2.01〜2.08ドル(約316~327円)まで後退する可能性もある。ただし、最近の上昇トレンドからは、依然として強気派が主導権を握っていると見られる。
Snorterトークンのプレセール、100万ドルに迫る勢い──次の急騰仮想通貨か?
XRPが主要ブレイクアウト前の一時的な調整局面に入る中、新たな注目を集めているのがSnorter Token(SNORT)である。ミームコイン市場で個人投資家がボットや大口に後れを取る中、SNORTは大きな関心を集めている。
Solana(ソラナ)基盤のTelegramトレーディングボットであるSNORTは、現在プレセール中で、すでに60.5万ドル(約9,500万円)以上を調達している。ユニークなツチブタのマスコットと、小口トレーダーに公平な取引環境を提供するというビジョンで注目を浴びている。
このボットは、Telegram内で直接利用できる設計となっており、ミームコインのスナイプ、スワップ、取引を高速で実行できる。複雑なウォレット操作やローンチタイミングを逃すことなく、分散型取引所でチャートが表示される前に新トークンを確保することが可能だ。
また、詐欺的な「ラグプル(資金持ち逃げ)」や「ハニーポット(取引できない設計の罠)」を85%の確率で検出できる機能も備え、リスク回避にも貢献する。
SNORTトークンを保有することで、手数料が1.5%から0.85%まで削減され、業界でも最も低コストのボットの1つとなる。
さらに、トップトレーダーの取引をリアルタイムでコピーできる「コピー取引」機能や、フロントランニングを防止するMEV保護機能も実装されている。
こうした特徴から、登録者数72万人を超えるYouTubeチャンネル「99Bitcoins」のアナリストらは、SNORTを10倍成長の可能性を秘めた仮想通貨として注目している。
現在、プレセール価格は1トークンあたり0.0945ドル(約14.8円)で、SOL(ソラナ)、ETH(イーサリアム)、USDT(テザー)、さらには銀行カードでも購入が可能だ。初期投資家は年利529%という高利回りでステーキングを行っており、今後の参加者増加に伴い利率は低下する見込みである。
次回の価格引き上げまで残り2時間を切っており、今が参加の好機とされている。
