
ミームコイン市場は、数週間にわたる停滞期を経て急上昇しており、投資家にとっては底値近辺で購入し、今後の上昇に乗る好機となっている。市場全体が成長に向かう中、適切なトークンを選ぶことで、今後数か月以内に10倍以上のリターンを狙える可能性がある。
今回は、暗号資産市場の強気相場に伴って爆発的な成長が期待される5つのミームコインを紹介する。
Pepe
Pepe(PEPE)は、現在3番目に大きいミームコインだが、Shiba Inuを抜いて2位に浮上する可能性が出てきている。これが実現すれば、ミームコイン業界にとって歴史的な瞬間となる。Shiba Inuは2021年以降、Dogecoinとともに市場を牽引してきた。
PEPEは現在、時価総額が50億ドル(約7,750億円)を超えており、過去1週間で64%の上昇を記録している。ただし、2023年12月に記録した過去最高値である0.00002825ドルからは、依然として56%低い水準にあるため、今後の上昇余地は十分にある。これまでPEPEは多くのアナリストが到達不可能と考えた価格帯を何度も突破しており、現在では0.00002825ドルという価格を「目標値」と捉える見方が増えている。
PEPEの成長は、2025年にミームコインを初めて購入する一般投資家にとっての選択肢となる可能性が高く、もしSHIBを超えるようなことがあれば、機関投資家がPEPEを大量に保有ポートフォリオに組み込む動きが始まるかもしれない。
MIND of Pepe
PEPEの人気に伴って、Pepeをテーマにしたトークンの価格も上昇しており、中でも注目されているのがMIND of Pepe(MIND)だ。この新興ミームコインは現在プレセール中で、これまでに約900万ドル(約14億円)を調達している。MINDのプレセールは残り3週間で終了予定となっており、上場後の急騰を予測するアナリストも多い。
MINDは、ミーム的要素に加えてAIエージェントの機能を持つというユニークな特徴がある。このAIは、X(旧Twitter)上でトレーダーと会話し、今後注目されるトークンの予測や分析を行う。MINDトークンの保有者は、このAIによる独自のシグナルを受け取ることができ、他のミームコイントレーダーに対して優位に立つことが可能だ。
さらに、このAIは自身のウォレットを持ち、新しいミームコインを自律的にローンチする能力もある。これは、完全にAIが作成する初のミームコインとなり、MIND保有者にとっては大きな先行投資の機会となるだろう。MINDが市場ニーズを正確に把握していれば、その新規トークンは100倍以上の成長も期待できる。
現在、MINDのプレセールでは1トークンあたり0.0037515ドル(約0.57円)で購入できるため、初期参加者にとっては大きなチャンスとなっている。詳細は公式XおよびTelegramを参照のこと。
Pudgy Penguins
Pudgy Penguins(PENGU)は、NFTコレクション「Pudgy Penguins」をもとに生まれた新しいミームコインだ。同NFTは非常に高い評価を受けており、これまでに続編NFTや子ども向け玩具、テレビ番組化の計画など、さまざまな展開がされてきた。
PENGUトークンは2023年12月に上場し、0.05738ドルの過去最高値を記録したが、その後の弱気相場で現在は75%下落している。これは、今後の成長余地が大きいことを示唆している。ミームコイン市場の回復に伴い、過去30日間で258%もの上昇を見せている。
今後の価格上昇要因としては、まず、PENGUが未だにCoinbaseやBinanceといった大手取引所に上場していない点が挙げられる。上場が実現すれば、大幅な価格上昇が見込まれる。また、開発チームはPENGUのユーティリティ機能を追加予定であり、NFT特典など保有インセンティブが加われば価値の上昇につながるだろう。
BTC Bull Token
BTC Bull Token(BTCBULL)は、ビットコイン(BTC)による報酬を提供する唯一のミームコインである。BTC価格が再び10万ドル(約1,550万円)を超え、米国が戦略的ビットコイン備蓄を進める中で、その価値はますます注目されている。
BTCBULLは、BTC価格に連動した独自の報酬メカニズムを持っている。BTCが12.5万ドル、17.5万ドル、22.5万ドルに達すると、プロジェクト側がトークンの買い戻しとバーン(焼却)を行い、BTCBULLの価格上昇を促進する。また、15万ドル、20万ドル、25万ドルに達した際には、BTCBULL保有者に実際のBTCがエアドロップされる仕組みとなっている。
このような設計により、BTCの価格が上昇するたびにBTCBULLの購入インセンティブが高まり、さらなる値上がりが期待されている。現在、同プロジェクトは550万ドル(約8億5,000万円)を超えるICOを実施中であり、BTCが10.2万ドルの水準にある今、最初の報酬トリガーは目前に迫っている。
Bonk
Bonk(BONK)は、Solanaベースのミームコインとしては2番目に大きく、独自のエコシステムを構築している。かつては単なるミームコインだったが、現在では複数チェーンにまたがる140以上の分散型アプリ(dApp)と連携しており、その実用性が高まっている。
Bonkは現在、ステーキングプラットフォーム、分散型取引所(DEX)、ローンチパッド、スポーツベッティングサイトなどを展開しており、今後はDeFiや暗号資産ゲーム、NFT市場への拡大も視野に入れている。
こうした動きが功を奏し、BONKは過去24時間で11.5%、過去1か月では112%の上昇を記録している。時価総額は17億ドル(約2,635億円)未満であり、Ethereum系の主要ミームコインと競うにはさらなる成長の余地がある。もしPEPEの評価額に並ぶことがあれば、現在の水準から3倍以上の上昇も可能となる。
