
ミームコイン市場は、仮想通貨業界の中でも特に爆発的な動きを見せる分野の一つだ。わずかな投資が一気に人生を変えるような利益を生み出すこともある。
そして今、この市場が急速に加熱している。過去24時間でミームコイン市場は6.7%上昇し、時価総額は524億ドル(約8兆100億円)に達した。
大規模なブル相場が到来し、一般層への普及が目前に迫っている可能性がある中、鋭い投資家たちはカルト的なコミュニティやバイラルな拡散力、そして大きな上昇余地を持つミームコインを静かに買い集めている。
次の上昇局面に向けて注目すべきミームコイン3銘柄を紹介する。
Fartcoin──見た目よりも実力派
その名前に惑わされてはいけない。Fartcoinは決して冗談ではない。
Solana(ソラナ)上に構築されており、Bonkと並んでネットワーク上のミームコイン時価総額第2位の座を争っている。その上には、アメリカ大統領を象徴するOfficial Trump(TRUMP)が存在する。
直近2週間では、FartcoinとBonkが第2位の座を互いに奪い合っており、現在はFartcoinがわずかにリードしている。Fartcoinの時価総額は10億7,700万ドル(約1,540億円)、Bonkは10億3,300万ドル(約1,480億円)だ。
Fartcoinは現在1.08ドル(約150円)付近で取引されており、過去24時間で21.4%の急騰を見せた。
相対力指数(RSI)は74となっており、買われ過ぎの水準に達していることから、本日中に一時的な調整や利益確定が入る可能性もある。
それでも、Fartcoinは3月中旬以降、安定した上昇トレンドを維持しており、1ドル(約140円)以上をキープしている点は強気のサインだ。
ミームコイン市場の勢いが続けば、Fartcoinは再び爆発的な上昇を迎える可能性がある。
誕生からわずか6カ月だが、Solana上のミームコイン市場、さらには業界全体でも存在感を強めている。
BTC Bull──保有するだけでビットコインを獲得
なぜビットコインを単に保有するのか?BTC Bullを使えば、ミームコインを保有しているだけでビットコインを獲得できる。
BTC Bullは、従来のミームコインとは異なるユニークなプロジェクトで、ビットコイン(BTC)の価格が一定の水準を突破するたびに、保有者にBTCが報酬として分配される仕組みだ。
投資家の関心は即座に集まり、数分で10万ドル(約1,430万円)、初月で490万ドル(約7億円)が調達された。
現在のプレセール価格は0.002475ドル(約0.35円)で、フェーズごとに価格がわずかに上昇する仕組みとなっており、早期購入者に有利なエントリーポイントを提供している。
ステーキング報酬は最大84%の年利(APY)が設定されており、BTC Bullはミームコインとしての投機性だけでなく、仮想通貨による収益源としての魅力も持っている。
最新情報はX(旧Twitter)やTelegram(テレグラム)で確認できる。
Neiro──Ethereum版のDogecoinチャレンジャー
Neiroは、ミームコインブームの原点である「Doge(ドージ)」ミームを生み出した柴犬の妹、かぼす(Kabosu)にインスパイアされたプロジェクトだ。
開発チームはこのミームコインを立ち上げるにあたり、2023年8月4日にEthereum(イーサリアム)の共同創設者ヴィタリック・ブテリン氏へ総供給量の4%をエアドロップ(無償配布)するというマーケティング施策を行った。当時の価値は13万ドル(約1,860万円)に相当したが、ブテリン氏は即座に全額を売却している。
過去1週間でNeiroへの投資家の関心は高まり、価格は13%上昇。RSIは67まで上昇し、買われ過ぎの水準に近づいている。これは一時的な調整を示唆するものの、トレンド転換の兆しでもある。
2023年11月以降、長らく下落圧力にさらされていたが、ここにきて強気の勢いが増している。
現在、下降ウェッジパターンからのブレイクアウトを目前に控えており、短期的な調整を挟みながらも、大きな上昇に向かう可能性がある。
