
ビットコインは本当に過去最高値を更新するのか?
新たな注目ミームコインとアリゾナ州はそれを望んでいる。しかし、ビットコイン自身はどうだろうか。
ビットコインは依然として不安定な動きを見せ、過去最高値に近づくもすぐに反落する状況が続いている。
ここ24時間も例外ではない。早朝には一時107,000ドル(約1,670万円)近くまで上昇したが、その後下落し、開始時点から約2%安で推移した。
要因としては、株式市場の混乱や暗号資産規制の進展の遅れなどが挙げられる。
一方で、機関投資家による資金流入はポジティブ材料となっている。主要なビットコイン現物ETF11本はいずれも資金流入を記録中だ。
また、規制環境についても一部では前向きな兆しが見られる。
アリゾナ州、未請求のデジタル資産をビットコイン準備金に活用
デジタル資産の放置が新たな問題となっている。取引所やアカウントに放置されたままの仮想通貨が「電子的なおつり」のように存在している。アリゾナ州はこれを「掃除機」で吸い取るかのように活用する方針だ。
アリゾナ州は米国で2例目となる州単位のビットコイン準備金を創設。未請求のデジタル資産を5年以上経過後に準備金へ組み入れる。
この取り組みは透明性も重視しており、ブロックチェーン(分散型台帳)上で資産の追跡が可能となる。所有者が名乗り出れば、資産は返還される。
それまでは、ステーキング報酬などの利回りを通じて州の一般会計に年10%相当の利益が戻る設計だ。3年経っても所有者が現れなければ、資産は清算される。
成功すれば、州レベルのデジタル資産運用の先例となり、将来的には米国全体での導入やCBDC(中央銀行デジタル通貨)にまで影響を与える可能性がある。
また、この動きはビットコインの価格をさらに押し上げる一因にもなり得る。
BTC Bull Token──ビットコイン連動型の新たなミームコイン
BTC Bull Tokenは、単にビットコインの過去最高値更新を期待しているだけではない。25万ドル(約3,900万円)突破すら想定している。
Send it higher! 🐂🚀#BTC pic.twitter.com/cFMg2kM7dk
— BTCBULL_TOKEN (@BTCBULL_TOKEN) May 20, 2025
そのため、BTC Bull Tokenはビットコインとの連動を目的に、価格節目ごとのトークンバーンとエアドロップを設計している。
ビットコインが12万5,000ドル、17万5,000ドル、22万5,000ドルに達した際には、BTC Bull Tokenがバーン(焼却)され、希少性が高まる。
一方、15万ドルと20万ドル到達時には、Best WalletアプリにBTC Bull Tokenを保有する投資家に対し、ビットコインのエアドロップが行われる。保有量に応じて受け取れる額も増える。25万ドル到達時には、大規模なBTC Bull Tokenのエアドロップが予定されている。
BTC Bull Tokenは以下の4つの方法で収益化が可能:
- トークン価格の上昇
- BTC Bull Tokenのエアドロップ
- ビットコインのエアドロップ
- ステーキング報酬(現在年利69%)
現在の価格は0.00252ドル(約0.39円)で、ビットコインとは比較にならない低価格ながら、高い収益性が期待される。
アリゾナ州と共にビットコイン強気派が加速中
アリゾナ州のビットコイン準備金創設は、ブロックチェーン技術を活用した画期的な取り組みであるだけでなく、暗号資産に対する強気姿勢の表明でもある。
投資を行う際は必ず自身で調査(DYOR)を行うことが重要だが、ビットコインとBTC Bull Tokenの今後の動きから目を離すべきではない。
