
ビットコイン(BTC)の価格は、過去24時間でわずかに上昇し、2025年6月2日0時29分(米東部標準時)時点で105,236ドル(約1,645万円)を記録した。取引高も前日比2%増の172億ドル(約2兆6,900億円)となっている。
この小幅な価格上昇は、Strategyの共同創業者であるマイケル・セイラー氏が「SaylorTracker」チャートをX(旧Twitter)に投稿したことを受けた動きと見られる。これは同社による新たなビットコイン購入を示唆するもので、実現すれば8週連続の買い増しとなる。
セイラー氏は「オレンジは私の好きな色だ」と投稿し、ビットコイン購入をほのめかした。なお、同社は2024年5月26日に約4,020 BTC(約4億2,700万ドル=約668億円)を追加購入しており、保有総数は580,250 BTCに達している。
Orange is my Preferred Color pic.twitter.com/rc9JIcJOAT
— Michael Saylor (@saylor) June 1, 2025
ビットコインはサポートラインから反発、7%の上昇を狙う展開に
BTCは最近、「ラウンデッド・ボトム(底打ち型)」のチャートパターンを形成しており、これは強気相場への転換を示唆するシグナルである。この反発は、フィボナッチ0.786水準(77,121ドル=約1,206万円)に支えられていた。
その後、104,200ドル(約1,630万円)のレジスタンスゾーンを突破し、価格は一時112,000ドル(約1,751万円)の過去最高値に到達した。しかし、その後は売り圧力に押され、再び104,200ドル付近まで下落している。これはGeckoTerminalのデータによって確認されている。
現在、ビットコイン価格はサポートゾーンで反発しており、テクニカル指標も好転傾向にある。価格は50日および200日の単純移動平均線(SMA)を上回っており、これは強気相場の兆候とされる。
また、50日SMAが200日SMAを上抜ける「ゴールデンクロス」も発生しており、その水準は93,572ドル(約1,463万円)である。相対力指数(RSI)は中立レベルである50から反発し、現在は54に達している。
もしこのまま買い圧力が続けば、BTC価格は次のレジスタンスであるフィボナッチ0水準(ATH圏内)まで上昇する可能性があり、これは現在の水準から約7%の上昇に相当する。さらに強い買いが入れば、BTC価格は新たな最高値127,448ドル(約1,994万円)に達する可能性もある。
一方で、再び売り圧力が優勢になった場合、価格は0.382フィボナッチ水準にあたる95,182ドル(約1,489万円)まで下落するリスクもある。
そのような中、投資家の関心は新たなビットコイン系ミームコイン「BTC Bull Token(BTCBULL)」に集まっている。同トークンの保有者には、ビットコインが無料でエアドロップされる仕組みがある。
登録者数56,700人超の著名YouTuberであるジェイコブ・バリー氏は、BTCBULLについて「ローンチ後に10倍の上昇も見込める」とコメントしている。
BTC Bull Tokenのプレセール、7百万ドル到達間近──ビットコインの代替手段となるか?
BTC Bull Tokenは、ビットコインにインスパイアされたミームコインであり、ビットコインの強気相場に乗って実際のBTCを得ることを目的としている。
ビットコインが初めて150,000ドル(約2,346万円)、200,000ドル(約3,128万円)に到達した場合、BTCBULL保有者には実際のBTCがエアドロップ(無償配布)される。また、250,000ドル(約3,910万円)に達した場合には、大規模なエアドロップが実施され、総供給量の10%が配布される予定だ。
さらに、ビットコインが125,000ドル、175,000ドル、225,000ドルに達するたびに、総供給量の最大15%がバーン(焼却)され、トークンの希少性が高まる設計となっている。
これまでに、プレセールでは670万ドル(約10億4,800万円)以上が調達されている。
また、年利61%のステーキング(保有による報酬)制度を通じて、保有者はパッシブインカム(不労所得)を得ることも可能だ。
現在、1トークンあたり0.00254ドル(約0.04円)で購入可能で、BNB、ETH、USDT、または銀行カードでの購入に対応している。
なお、次回のプレセール価格引き上げまで残り1時間を切っているため、購入を希望する投資家は早めの対応が推奨される。
詳しくは BTC Bull Tokenの公式ページ を参照。
