
ビットコイン(BTC)の価格は過去24時間で1%上昇し、米東部時間21時42分時点で104,274.33ドル(約1,630万円)を記録した。主要仮想通貨に対する投資家の買い意欲がじわじわと高まっている。
こうした動きの背景には、ドナルド・トランプ前大統領の次男であるエリック・トランプ氏の発言もある。氏は2025年のカンファレンス「Consensus」で「今、世界中がビットコインを買い集めている」と述べ、グローバルなBTC獲得競争が進行中であると指摘した。
ビットコインは主要なレジスタンス突破を目指す──過去最高値を更新するか?
ビットコイン価格はここ数日で高値と安値の両方を切り上げ、強気の価格チャネルが形成されている。このポジティブなトレンドが今後48時間継続すれば、BTCは107,963.22ドル(約1,690万円)のレジスタンスを突破する可能性がある。

一方で、市場の急変により上昇チャネルの下限を割り込んだ場合、価格は弱気に転じる恐れもある。このシナリオでは、トレーダーがBTCを空売りし、価格は98,371.74ドル(約1,540万円)のサポート水準まで下落する可能性がある。売り圧力が続けば、88,023.04ドル(約1,380万円)まで下落するリスクも否定できない。
テクニカル指標が示す警戒──24時間以内に下落の可能性も
日足チャート上のテクニカル指標は、今後24〜48時間でビットコイン価格が下落に転じる可能性を示唆している。特に、移動平均収束拡散法(MACD)と相対力指数(RSI)が弱気のシグナルを発する寸前だ。
MACDラインは過去数日でシグナルラインに接近しており、現在は下抜けが迫っている。このクロスが起きれば、トレーダーはビットコインが下落局面に入ったと判断する可能性がある。
RSIについても、日足チャート上で単純移動平均(SMA)を下回る動きが見られ、これが実現すれば、BTCの価格推移が弱気へ転換した証拠となるだろう。
こうしたテクニカル面での警戒感がある一方で、投資家たちは「BTC Bull Token(BTCBULL)」というミームコインのプレセールに参加している。登録者数72万5,000人超のYouTubeチャンネル「99Bitcoins」によると、このプロジェクトには上場後に10倍の成長が見込まれている。
無料でビットコインがもらえるミームコインとは
BTC Bull Tokenは、ビットコインのブランド性を活用したミームコインであり、ビットコイン価格が100万ドル(約1億5,600万円)以上に達するという前提に基づいて設計されている。
このプロジェクトでは、ビットコイン価格が一定のマイルストーンに到達するたびに、BTCBULL保有者に対してビットコインのエアドロップ(無料配布)やトークンバーン(焼却)が実施される。
最初のエアドロップは、ビットコインが初めて15万ドル(約2,340万円)を突破した際に実施され、それ以降は5万ドル(約780万円)刻みでエアドロップが行われる予定だ。
一方でトークンバーンは、ビットコインが12万5,000ドル(約1,950万円)に達した時点から始まり、その後は2万5,000ドル(約390万円)ごとに実施される。
こうしたエアドロップとトークンバーンの仕組みにより、BTCBULLは投資家の関心を集め、価格の大幅な上昇を後押しする可能性がある。
さらに、トランプ氏の発言どおり、世界中の投資家がビットコインを「買いだめ」しているなか、BTCBULLは直接BTCを購入せずに保有量を増やすためのコスト効率の高い選択肢となっている。これにより、ビットコインの価格上昇の恩恵を受けつつ、価格変動リスクを回避することが可能だ。
BTCBULLのプレセールに殺到する投資家たち
BTCBULLはまだ一般市場に出ていないにもかかわらず、すでに580万ドル(約9億500万円)以上を調達しており、プレセールへの関心は非常に高い。この勢いが上場時にも維持されれば、「99Bitcoins」が予測する10倍の上昇も現実味を帯びてくる。
トークンの購入は、プロジェクトの公式ウェブサイトに埋め込まれたウィジェットを利用することで可能だ。価格は1トークンあたり0.002515ドル(約0.39円)で、暗号資産またはクレジットカードで購入できる。
購入後は、プロジェクトが提供するプレセール用のステーキングプールにトークンを預けることで、年利71%のリターンを得ることも可能だ。
最もお得に購入したい投資家は、次回のプレセール価格上昇(約2日後)前に行動するのがよいだろう。
