
ビットコインが史上最高値更新に向けて再び上昇の兆しを見せるなか、ミームコイン(インターネット上の話題性を持つ暗号資産)への関心が再燃している。市場への信頼感が回復しつつある今、暗号資産トレーダーたちは次の大相場を狙ってハイリスク・ハイリターン型のトークンに資金を投じている。
中でも注目されているのがPEPEだ。今年前半に一時調整局面を迎えたが、現在は安定し、テクニカル指標が強気に転じたことで再び買いが集まりつつある。
専門家は、PEPEが持つカルト的なコミュニティ、供給量の減少(デフレ型トークン)、そして堅調な市場での存在感を理由に、再度急騰する可能性があると指摘している。
しかし、PEPEに注目が集まる一方で、それを上回る勢いを見せている別のミームコインも存在する。Telegram上で稼働するトレーディングボットとの統合が特徴のSnorter(SNORT)は、プレセール開始からわずか数日で37万ドル(約5,800万円)以上を調達。専門家の間では「2025年6月の最有力100倍銘柄」として名が挙がっている。
PEPE価格は6月にレジスタンスを突破できるか
PEPEは2025年5月に50%近い上昇を記録し、再び上昇を目指す展開となっている。6月の価格上昇を後押しする要因はいくつも存在する。
最大の材料は「供給の圧縮」だ。取引所に保管されているPEPEトークン残高は105兆枚にまで減少し、2022年以来の最低水準となっている。これは投資家がトークンを自己管理のウォレットに移動し、売却圧力が低下していることを意味する。結果として、価格が上昇しやすい状況にある。
加えて、大口投資家(いわゆる「クジラ」)の保有量も急増しており、145%の増加が確認されている。こうした動きは通常、強い上昇トレンドの前兆となる。
テクニカル面では、0.0000115ドルのサポート水準で反発し、現在は下降チャネルの上限である0.000013ドル付近を目指している。ここを突破すれば、0.000015ドル、最終的には0.000017ドルのレジスタンス到達も視野に入る。これが実現すれば、現価格からの上昇率は約35%となる。
とはいえ、PEPEの時価総額はすでに高水準にあり、過去のような100倍の上昇を再現する可能性は低い。その点、Snorterのような新興プロジェクトにはまだ上昇余地がある。低い時価総額、高まる需要、そして独自のユーティリティを武器に、SNORTは「次なる100倍銘柄」としての期待が高まっている。
Snorterがこの夏、次なる100倍銘柄となる理由
Snorter(SNORT)は、ミームコインでありながらトレーディングボット機能を搭載している。Solana(ソラナ)チェーンに対応したこのボットは、今後Ethereum(イーサリアム)やBase、Polygon、BNBなどへの対応も予定されている。
一般的なミームコインが話題性のみに依存しているのに対し、SnorterはTelegramアプリに直接統合されており、同アプリをフル機能のトレーディングターミナルに変える。
このボットには、独自のRPCインフラを活用したサブセカンド(秒未満)の高速スワップ機能、他人のウォレット取引を模倣できるコピートレード機能、新規コインの上場タイミングを狙うスナイピングツールなどが搭載されている。
さらに、MEV(マイナー抽出可能価値)保護や詐欺対策(ハニーポット検出やラグプル検出)機能も備わっており、ユーザーの資産を守る設計となっている。トレード面では、損失回避のためのカスタムストップロスも設定可能だ。
すべての機能はTelegram内で完結し、外部ダッシュボードや拡張機能、別途ウォレットを使用する必要がない。こうした利便性の高さから、著名な暗号資産アナリストであるJacob Crypto Bury氏は、SNORTを「次なる100倍銘柄」と評価している。
同プロジェクトは現在進行中のプレセールにおいて、すでに37.7万ドル(約5,900万円)以上を調達。現在の価格帯ではリスク・リターンのバランスが初期投資家にとって有利とされている。加えて、プレセール参加者はSNORTをステーキングすることで、811%というダイナミックな利回りも得られる。
PEPEがミーム文化のレガシーで注目を集めている一方、Snorterはミームとトレーディングボットを融合させた新たなカテゴリを切り開いている。今夏、個人投資家の活動が活発化すれば、ミームコインと実用的な取引ツールを兼ね備えたSNORTに注目が集まる可能性が高い。
関心のある投資家は、SOL、ETH、BNB、USDT、またはクレジットカードでSNORTを購入することができる。
