
Pi Network(パイ・ネットワーク)の価格は、2025年5月30日3時15分(米国東部標準時)の時点で前日比7%下落し、0.6690ドル(約104円)となった。取引高は前日比51%増の1億4,524万ドル(約2,258億円)に達している。
この価格下落は、ビットコインの急落(2%超の下落)に続いて数時間後に起き、暗号資産(仮想通貨)市場全体が赤字圏での取引に突入するきっかけとなった。現在、時価総額上位の主要仮想通貨の多くは、1日あたり2%〜8%の範囲で下落している。
週間チャートを見ると、今回の下落は2025年5月27日頃から始まっていた可能性がある。ただし、いくつかの強力なサポートレベルが存在し、一時的に下落の勢いを抑えていた。
Pi Networkの価格予測
Pi Networkは、ビットコインの下落直後には反応せず、数時間にわたり0.70〜0.72ドルの範囲で価格を維持していた。しかし、その後およそ6時間前に価格は反応し始め、0.72ドルから0.69ドルへと急落した。これにより、ボリンジャーバンドの下限がさらに下方向に拡大した。
初期の下落で0.68ドル(約106円)に達した後は、徐々に緩やかな下落となり、バンドの収縮が一時的に見られた。ただし、下落が続いたことでバンドは再び拡大している。現在のところ、底値は0.65ドル(約101円)付近になる可能性がある。
また、Pi Networkの相対力指数(RSI)は、過去24時間で大きく変動している。買われすぎのゾーンから売られすぎの水準へと移行し、その後一時的に60まで回復した。しかし、その後の過剰な売りによってRSIは再び30まで低下した。
過去9時間ほどは、RSIが27.75〜37の間で推移しており、小幅な変動はあるものの、全体としては弱気トレンドが続いていることを示している。
Pi Networkに代わる有望な選択肢
Pi Networkの価格が下落傾向にあるなか、投資家の間で注目を集めているのが「MIND of Pepe(MIND)」という新たな仮想通貨である。このプロジェクトは、ミームコインとAIエージェントという2つの注目分野を組み合わせており、プレセールの最終段階に入った現在、ローンチまで残り24時間を切っている。
MIND of Pepeは、表面的にはミームコインでありながら、裏側では自己主権型リアルタイムAIシステムが稼働している。このAIは「集合知」分析を行う能力を持ち、プロジェクトが運営するTwitterアカウントを通じて、SNS上の会話を自律的に監視・解析し、有益なデータを抽出する。
たとえば、仮想通貨に関する投稿をリアルタイムで監視し、投資家心理の変化や新たなトレンドの出現を検知する。こうした情報はトークン保有者に共有され、競争の激しい市場で優位に立つための武器となる。また、影響力のあるインフルエンサーとの連携にも活用される可能性がある。
こうした将来性が評価され、これまでに1,134万ドル(約17億6,000万円)以上の資金がICO(新規仮想通貨公開)で調達されている。登録者13万6,000人以上を持つ暗号資産系YouTuberのClayBro氏は、「MINDには100倍の成長ポテンシャルがある」と語り、ローンチ前の購入を呼びかけている。
現在、MINDは1トークンあたり0.0037515ドル(約0.58円)で購入可能となっている。早期に購入したい場合は、プロジェクトの公式サイトを訪れ、プレセール終了前の最後のチャンスを活用するとよいだろう。なお、MINDは24時間以内にローンチを迎える予定だ。
