シバコイン 今後について、SHIBは下降チャネル内で下落基調を続けている。価格は0.00000718ドル付近で推移しており、構造上の下限水準で買い支えが試されている。
ただし、現時点では明確な反転は確認されていない。上値にはトレンド抵抗が控え、現物市場の資金フローも売り優勢の状態が続いている。
下降チャネルが日足構造を規定
シバコイン 今後の中期構造をみると、SHIBは夏以降、明確な下降チャネルに沿って推移している。これまでの反発局面はいずれもチャネル中央付近で失速し、高値切り下げの流れが維持されてきた。

直近の下落では再びチャネル下限に接近しており、この水準を買い手が防衛できるかが焦点となっている。トレンド系指標も弱気構造を裏付けている。
スーパートレンド(トレンド転換を示す指標)は0.00000839ドル付近で価格の上に位置し、パラボリックSAR(順張り指標)の点もローソク足上方に並んでいる。これらの水準を回復しない限り、日足ベースでは調整局面が続くとの見方が強い。
短期足では支持線付近での圧縮が進行
シバコイン 今後の短期的な値動きでは、30分足で下降トレンドラインと緩やかな上昇基盤に挟まれた圧縮構造が形成されている。小幅な反発局面では売りが入り、買いは同一水準での防衛にとどまっている。
RSI(相対力指数)は37付近で推移し、中立ラインの50を下回った状態が続く。反発時のモメンタム回復は弱く、上値追いには至っていない。
CMF(チャイキン・マネーフロー)はマイナス0.04近辺で推移しており、資金流入が蓄積局面へ転じていないことを示している。短期反発は資金面の裏付けを欠いている状況だ。
現物フローは引き続き売り優勢
シバコイン 今後の需給面では、現物フローが売り手に有利な状態が続く。12月23日時点でのSHIBの純流出額は約8万9000ドルとなり、前日の流入から再び流出へ転じた。
過去の傾向では、持続的な資金流入が確認されない限り、下降構造の打破は難しい。現状では、反発局面もレジスタンス付近で抑え込まれる可能性が高い。
シバリウムのオンチェーン活動は低調
シバコイン 今後を支える材料として期待されるシバリウム(SHIBのレイヤー2ネットワーク)だが、オンチェーン活動は限定的な水準にとどまっている。
現在のTVL(預かり資産総額)は約146万ドル(約2億2000万円)、日次DEX取引高は約8万6000ドル規模となっている。過去の拡大局面と比べると、依然として低水準だ。
TVLは下落後に横ばいで推移しているものの、明確な増加傾向は確認されていない。手数料収益も限定的で、ネットワーク需要が価格回復の触媒となる状況には至っていない。
次のミーム循環候補として浮上するMaxi Doge
シバコイン 今後の先行き不透明感が続く中、投資家の一部は次のミーム循環を見据えた動きに移り始めている。その中で存在感を高めているのが、Maxi Doge(MAXI)だ。

犬系テーマを持つ同トークンは、2025年の有力プレセール銘柄の一つとして注目を集めている。短期間で資金流入が進み、累計調達額は約434万5544ドル(約6億5000万円)に達した。
公式情報によると、トークン価格は約2日17時間後に次の調整が予定されている。購入手段はクレジットカードやデビットカード、暗号資産に対応しており、参加のハードルは比較的低い。
シバコイン 今後の値動きを見極めつつ、次のミームコイン循環を狙う投資家にとって、Maxi Dogeは検討対象の一つとして位置付けられつつある。






