
Solana(ソラナ)の価格は、過去24時間で3%下落し、米東部標準時2025年6月26日22時40分時点で140.46ドル(約22,100円)で取引されている。投資家の一部が保有するソラナを売却していることが背景にある。
この下落は、過去1カ月にわたって続いているソラナの中期的な下落トレンドの一環であり、同銘柄はこの1カ月で19%以上下落している。
ソラナ価格、下降トレンドライン突破なるか

GeckoTerminalのデータによると、ソラナ価格は現在、中期的な下降トレンドラインの突破を試みている。このラインは140.45ドル(約22,100円)付近のレジスタンスラインとも一致しており、技術的な重要水準とされる。
このレベルを明確に上抜けることができれば、ソラナ価格は165.57ドル(約26,000円)まで上昇する可能性がある。短期的には、190.60ドル(約30,000円)までの上昇も視野に入る状況だ。
一方で、下降トレンドラインを防衛する売り圧力(ベア派)が優勢となれば、強気シナリオは否定される可能性もある。その場合、ソラナ価格は最も近いサポートラインである121.13ドル(約19,000円)まで下落することも考えられる。
ソラナ価格、徐々に強気の兆し
テクニカル指標では、ソラナ価格が今後24時間以内に上昇する可能性を示唆している。日足チャートにおけるMACD(移動平均収束拡散法)やRSI(相対力指数)などがその根拠である。
ここ数日でMACDラインはシグナルラインに向かってゆっくりと上昇しており、交差しようとしている。このようなクロスが発生すると、一般的には上昇トレンド入りのサインとされ、買いのシグナルとして受け取られることが多い。
また、RSIの上昇傾向も確認されており、買い手が強まりつつあることを示している。このままの推移が続けば、RSIが中立水準である50を超え、買い優勢の明確なシグナルとなる可能性がある。
とはいえ、ソラナ価格が下降トレンドラインを突破できるかどうかについては、依然として売り手の影響力が強い状況だ。MACDは買い手が主導権を奪う可能性を示唆しているが、現状の強力な抵抗線がその道を阻んでいる。
こうした中、投資家の一部は、Snorter Token(SNORT)のプレセールに資金を移している。
Snorter、個人投資家がクジラに挑むためのツールを提供
暗号資産市場では、大量の資金を動かす「クジラ」と呼ばれる投資家が非公開のグループで次の動きを共有し、小規模な個人投資家を不利な状況に追いやることがある。Snorter Tokenは、こうした状況を変えることを目的としたトレーディングボットを提供している。
Snorterを利用することで、Telegramアプリを個人用のトレーディングダッシュボードとして活用できる。これにより、ミリ秒単位のスワップや新トークンのスナイプ、優良トレーダーの追跡、リアルタイムでのポートフォリオ管理が可能となる。
さらに、Snorter BotにはMEV(最大抽出可能価値)対策や、ハニーポット詐欺・ラグプル(開発者が資金を持ち逃げする詐欺)検出機能も搭載されている。
これらの機能を低い手数料で利用できる点も特徴で、SNORTを保有することで取引手数料が1.5%から0.85%に削減される。これはBonkBotやMaestroなど、既存のトレーディングボットと比較しても競争力がある。
SNORTプレセール、調達額200万ドル目前
Snorter Tokenは現在進行中のプレセールで130万ドル(約2億円)以上を調達しており、投資家の信頼の高さがうかがえる。
購入は、プロジェクト公式サイトに埋め込まれた購入ウィジェットから簡単に行うことができ、仮想通貨または銀行カードでSNORTを取得できる。販売価格は0.0963ドル(約15円)で、購入後はステーキングプールに預けることで、現在253%の年利(APY)を得ることも可能だ。
ただし、SNORTの価格はICOの進行に伴い段階的に上昇していく仕組みとなっており、次の価格上昇は約7時間後に予定されている。最も有利な条件で投資したい場合は、早めの購入が推奨される。
