
ミームコイン市場全体が調整局面に入る中で、Pepe(PEPE)の価格は過去1週間で約18%下落した。オンチェーンデータでは、売り圧力の上昇と大口投資家(いわゆる「クジラ」)による利益確定が示されており、市場心理の悪化が進んでいる。
一方、ビットコイン(BTC)は10万5,000ドル(約1,650万円)近辺で安定して推移しており、機関投資家からの継続的な資金流入によって、主要通貨への強気な見方は維持されている。
こうした状況下で、PEPEをはじめとする主要ミーム銘柄は一時的な調整に入っており、多くの投資家が資金をSnorter Token(SNORT)のような実用性を備えた新規プロジェクトにシフトさせている。SNORTはすでにプレセールで100万ドル(約1億5,600万円)以上を調達している。
クジラが新興ミーム銘柄に資金移動──PEPEは下落トレンドに突入
5月に急騰を見せたPEPEだが、6月に入ってからは強い売り圧力に直面している。過去1カ月の高値から35%以上下落しており、直近24時間でも8%の下落を記録した。現在は、重要なサポートラインである0.000010ドル(約0.0016円)の維持を巡り、買い手と売り手の攻防が続いている。
また、20日間の指数平滑移動平均線(EMA)を下回っており、短期的な売り圧力の高まりが示唆される。仮に0.000010ドルを終値で明確に下回れば、次のサポートラインである0.0000091ドル(約0.0014円)への下落が視野に入る可能性がある。
テクニカル指標も弱気サインを示しており、相対力指数(RSI)は売られすぎ水準に近づいている。著名トレーダーのCrypto Tony氏は、PEPEが0.000008ドル(約0.0012円)以上を維持する限り保有を継続すると述べたが、この水準を割り込んだ場合、チャート上で「ヘッド・アンド・ショルダー(頭と肩)」の弱気パターンが形成される可能性があると指摘している。
Only if we begin to lose 8000 would i close my long position. At that point it would look like a head and shoulders pattern and i would look for shorts pic.twitter.com/dTufg2tSCU
— Crypto Tony (@CryptoTony__) June 17, 2025
さらに、今週月曜日にはある大口保有者が5940億PEPEを仮想通貨取引所バイナンス(Binance)のウォレットに移動しており、利益確定の動きが続いていると見られる。
現在、PEPEの供給量の87%は上位1%のウォレット(クジラ)によって保有されており、これらの保有者が今後も売却に動けば、0.000010ドルのサポートは崩れる可能性がある。
その一方で、他のクジラ投資家たちは、実用性に優れた初期段階のミームコインであるSnorter Tokenに資金を再配分し始めている。
Solana基盤のSnorter Bot──ミームコイン取引の新標準を確立
PEPEの下落が続く中でも、Snorter Bot(SNORT)は「ミームコインブームが終わっていない」ことを証明した。プレセール開始からわずか数週間で100万ドル(約1億5,600万円)以上を調達しており、その注目度は高まっている。
このプロジェクトは、Solana(ソラナ)基盤の取引ボットであり、Telegramにネイティブ対応している点が特徴だ。Snorterは従来のウェブブラウザや複数アプリを必要とせず、Telegramのチャットインターフェース上で迅速なトークンスワップや新トークンの「スナイプ取引(即時購入)」を可能にしている。
トランザクションは、SolanaのカスタムRPCインフラを経由してミリ秒単位で実行され、フロントランニング(先回り取引)対策も施されている。
利用者は、指定コマンドを入力するだけで新規トークンの自動購入設定や、著名ウォレットの取引をリアルタイムで模倣する機能を使うことができる。
Snorter Botのアルゴリズムは、ハニーポット(出金できない詐欺トークン)やブラックリスト関数など、悪質なスマートコントラクトを検出するスキャン機能も備えている。ベータ版テストでは、約85%の悪質トークンを事前に検出し、未然に取引を防いだ実績がある。
手数料は1.5%と一般的だが、ネイティブトークンSNORTを保有することで0.85%にまで引き下げられ、Solana・Ethereum対応ボットの中でも最安水準となる。
こうした機能群により、Snorter Botはミームコイントレード領域で技術的な優位性を確立しつつある。Solana基盤であることにより、ガス代(取引手数料)が極めて安く、高速処理が可能であり、Ethereum系ツールにありがちな遅延や高コストの問題が発生しにくい。
さらに、開発チームはマルチチェーン展開を視野に入れており、Solanaでのローンチ後には、Ethereum、BNB Chain、Polygon、Baseへの対応も予定されている。
Snorterは次のPEPEになれるか?SNORTが0.0955ドルで購入可能な最終フェーズに
PEPEの短期的な不透明感が続く中、多くのミームコイン投資家はSnorter Tokenに注目している。
プレセールでの高い需要とSnorter Botの独自性を背景に、市場では「SNORTが上場後に10倍成長する可能性がある」との見方も出ている。
現在のプレセールラウンドでは、SNORTトークンを0.0955ドル(約15円)で購入することが可能だ。また、最大287%の年利(APY)でトークンをロックできるステーキングプログラムも提供されている。
Snorter Tokenプレセールはこちらからアクセス可能。
