
XRPの価格は過去1週間で8%上昇し、直近24時間ではわずかに下落したものの、2025年6月30日午前2時57分(米東部標準時点)には2.17ドル(約347円)で取引されている。取引量も前週比で33%増加し、14億ドル(約2,240億円)に達している。
この上昇は、米証券取引委員会(SEC)とRipple(リップル)社の裁判が今週注目を集めるとみられる中で起きている。SECがトーレス判事によるXRPのプログラム販売に関する判決への控訴を取り下げる可能性があるとの期待が市場に影響を与えている。
Ripple社は6月27日、同社自身の控訴も取り下げる意向を発表した。これにより、XRP価格への影響が注目されている。
XRP価格はブレイクアウトに向けて準備中か
XRPは現在、「フォーリング・ウェッジ(下降型ウェッジ)」と呼ばれるチャートパターンの範囲内で推移しており、これは強気の反転シグナルとされる。最近では、2.00ドル(約320円)付近で反発し、現在はこのパターンの上限を突破しようとしている。
XRPは1.95ドル(約312円)の0.5フィボナッチ水準を上回っており、現在は2.29ドル(約366円)付近の0.382水準を試している。ここは重要な転換点とされており、GeckoTerminalのデータによれば注目すべき水準だという。
3日足チャートでは、50日単純移動平均線(SMA)が2.27ドル(約363円)に位置し、動的なレジスタンスとなっている。XRPがこの水準を終値で突破できれば、強気の相場観が一層強まるとみられる。
一方、200日SMAは1.23ドル(約196円)にあり、長期的なサポートとして機能している。
相対力指数(RSI)は現在48.09で中立圏にあり、50を上回れば上昇圧力が強まる可能性がある。また、MACD(移動平均収束拡散法)は依然として弱気領域にあるものの、収束の兆しを見せており、買い圧力が継続すればゴールデンクロスが形成される可能性がある。
仮にXRPがこの下降型ウェッジのレジスタンスと2.30ドル(約368円)を突破すれば、次の目標は2.71ドル(約434円)で、現在価格から約25%の上昇が見込まれる。一方で、下落した場合は1.95ドルが重要なサポート水準となる。
こうした中、ビットコインをテーマとした新たなミームコイン「BTC Bull Token(BTCBULL)」にも投資家の注目が集まっている。同トークンは保有者にビットコイン(BTC)を無料配布する仕組みを備えている。
登録者数56,900人超を抱える著名YouTuberのJacob Crypto Bury氏は、「BTCBULLは上場後に10倍の価格上昇が期待できる」と述べている。
BTC Bull Token、プレセールで770万ドル超を調達──購入のラストチャンス
BTC Bull Tokenは、ビットコインの人気と実績を基盤とする新たなミームコインで、従来のミームコインとは異なり、投資家への実質的な報酬提供を特徴としている。
ビットコインが初めて15万ドル(約2,400万円)に達した際、BTCBULL保有者にBTCがエアドロップ(無料配布)される。また、それ以降も5万ドル(約800万円)ごとの上昇ごとに追加エアドロップが実施される仕組みとなっている。
さらに、ビットコインが25万ドル(約4,000万円)に達した場合には、コミュニティセールでの購入額に応じた特別エアドロップが実施される予定だ。
また、同プロジェクトは125,000ドル(約2,000万円)に到達したタイミングでトークンのバーン(焼却)を実施し、それ以降も5万ドルごとに供給量を削減していく。これにより、価格に対する上昇圧力が生じる仕組みだ。
さらに、ステーキングプラットフォームを通じて52%という高利回り(年率)のパッシブ収益も可能となっており、投資家にとって魅力的な選択肢となっている。
現在までに770万ドル(約123億円)以上が投資されており、プレセールは最終段階に入っている。トークンの購入はまもなく終了する予定で、購入可能な最後のタイミングとなっている。
プレセールへの参加は、公式サイトからBNB、ETH、USDT、またはクレジットカードを使用して、1トークンあたり0.002585ドル(約0.41円)で購入可能である。
すでに770万ドル以上を調達したBTCBULLのICOはまもなく終了し、クレーム(配布)フェーズに移行する予定だ。参加を希望する投資家にとって、今が最後のチャンスとなっている。
BTC Bull Tokenの詳細については、公式サイトを確認されたい。
