ここ2か月間、暗号資産市場は不安定な動きを見せており、現在の「恐怖＆強欲指数（Fear & Greed Index）」は100点満点中31点と「恐怖」を示している。
しかし、状況は急速に変化するかもしれない。米証券取引委員会（SEC）がリップル社に対する5年にわたる訴訟を取り下げると発表し、これが全ての仮想通貨にとって大きな転機となる可能性があるためだ。
これを受けてXRPは今週4.5％上昇し、今後どこまで伸びるのか注目が集まっている。
この好材料を背景に、投資家たちはSolaxy（SOLX）、Bitcoin Bull（BTCBULL）、MIND of Pepe（MIND）といった有望な新規仮想通貨プレセールにも注目しており、XRPを上回るパフォーマンスを期待している。
それでは詳細を見ていこう。
リップルのSEC訴訟が終結間近 – XRPは今後どうなるのか
現在、XRPは2.41ドル（約360円）前後で取引されており、最近の好材料が価格を押し上げている。リップルのブラッド・ガーリングハウスCEOは、SECが同社に対する訴訟を取り下げたことを発表し、5年に及ぶ法的闘争に終止符が打たれた。
この法的勝利に加え、機関投資家による導入も拡大している。特に日本では、2025年までに約80％の銀行がXRPを導入する見通しだ。さらに、アラブ首長国連邦（UAE）では中央銀行を含む主要金融機関がXRPを決済システムに採用し始めている。
チャート上では、XRPは現在2.41ドルを中心に揉み合いが続いており、サポートは2.37ドル（約354円）、レジスタンスは2.60ドル（約388円）に位置している。なお、この水準は3月中旬以降、突破できていない。
RSI（相対力指数）は51付近と中立を示しており、MACDはゴールデンクロスを形成しつつある。2.60ドルを明確に突破すれば、次は2.85～3ドル（約425円）のレンジに向けた上昇が見込まれるだろう。
市場アナリストはXRPの今後に楽観的だ。B2BinPayのアーサー・アジゾフCEOは、SEC訴訟の解決とリップルの国際送金分野での進展を背景に、2025年半ばまでにXRPは5～7ドル（約750～1,050円）に達すると予測している。
一方、NewsWatchTVの専門家は、XRPが3.94ドル（約588円）まで上昇し、イーサリアムの時価総額を上回る可能性についても言及している。
Solaxy（SOLX）はソラナのレイヤー2革命を牽引 – 現在注目の新規仮想通貨プレセールの一つ
Solaxy（SOLX）は、ソラナ（Solana）ネットワークにレイヤー2（基盤ブロックチェーンの上に構築される拡張技術）ソリューションを導入し、その機能を大幅に強化する革新的なプロジェクトだ。
ソラナのメインネット上にもう一層を追加することで、トラフィックを分散させ、スケーラビリティ（拡張性）や取引速度を大幅に向上させる。また、取引手数料も最小限に抑えられるため、デイトレーダーや弱気相場時の取引に最適な設計となっている。
すでに2,700万ドル（約40億5,000万円）以上を調達しており、ClayBro氏も「現時点で最高のプレセールの1つ」と評価している。
さらに、イーサリアムとソラナを1つのプラットフォームで統合するクロスチェーン機能も備えており、これによりSOLXは一層注目を集めている。
Bitcoin Bull（BTCBULL）はBTCの100万ドル到達を目指し、トークン保有者にBTCエアドロップを実施
Bitcoin Bull（BTCBULL）は、他の新規仮想通貨プレセールとは一線を画すアプローチを取っている。ビットコインが将来的に1,000,000ドル（約1億5,000万円）に達するという市場コンセンサスに基づいたプロジェクトだ。
そのため、BTCが50,000ドル（約750万円）の節目を突破するたびに、BTCBULLの保有者全員にBTCのエアドロップが実施される。この仕組みにより、ネイティブトークンの価値向上と長期保有が促されている。
さらに、トークンをステーキングすると年利109％相当のリターンも得られる。現在、9億6,200万枚以上のトークンがステーキングされており、投資家からの高い信頼がうかがえる。
X（旧Twitter）やテレグラムでは、既に1万人近いフォロワーを獲得しており、1か月強で380万ドル（約5億7,000万円）以上を調達している。今後大きな利益を狙う投資家にとって注目すべき銘柄だ。
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MIND of Pepe（MIND）はAIを活用し、進化し続けるエージェントを実現
MIND of Pepe（MIND）は、AI技術とミームコインの要素を融合させたユニークなプロジェクトとして、急速に注目を集めている。
市場が不透明感に包まれる中、このプロジェクトはAI搭載エンジンを通じて、ソーシャルメディアの感情分析、大口投資家（クジラ）の動向、オンチェーンデータをリアルタイムで追跡し、将来有望な低時価総額トークンを見つけ出す仕組みを構築している。
すでに750万ドル（約11億2,000万円）以上を調達しており、MINDの価格は0.003566ドル（約0.53円）で推移している。
AIはLLM（大規模言語モデル）戦略やAPI連携、リアルタイムの“パルスシステム”によって進化し続けており、CoinsultおよびSolidProofによるセキュリティ監査も完了している。
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まとめ
XRPの法的勝利と機関投資家による支援拡大は、2025年以降の新たな高値を後押しする可能性がある。
とはいえ、Solaxy（SOLX）、Bitcoin Bull（BTCBULL）、MIND of Pepe（MIND）といった注目の新規プレセールは、すでに大きな勢いを見せている。
ユーティリティ（実用性）や技術革新、強力な初期支援を背景に、次の強気相場ではこれらのプロジェクトがより大きな利益をもたらす可能性も高いだろう。
