新しい仮想通貨(暗号資産)ウォレットのBest Wallet(ベストウォレット)は30日、基軸トークンBESTのプレセールで850万ドル(約11億円)を調達した。
Best Walletはメタマスクに代わる多機能仮想通貨ウォレットを目指し、既存のウォレットにはないユーティリティを採用している。
利便性の高い機能を提供するBest Wallet
既存の仮想通貨ウォレットはブロックチェーンの選択肢が限られているケースが多いが、Best Walletは60以上のブロックチェーンと200以上の分散型取引所(DEX)を統合。これにより、ポートフォリオの管理を容易にしている。
特徴的なのは、ノンカストディアルシステムを採用している点。ユーザー自身がウォレットの秘密鍵を管理し、KYC(本人確認)なしで迅速に利用を開始できる。
また、クロスチェーンスワップ機能を備え、異なるチェーン間でトークンを簡単に移動できる。さらに「Upcoming Tokens」機能を使えば、有望なプレセール情報に早期にアクセス可能だ。
今後は、仮想通貨デビットカードの導入も計画しており、購入時に最大8%のキャッシュバックを提供する予定。また、ネイティブトークン「BEST」のステーキングプロトコルもスタート。現在、年利208%(APY)を提供している。
BESTトークンのプレセール、850万ドルを調達
Best Walletエコシステムの中心となるのが、BESTトークンだ。このトークンはプレセールでのみ入手可能で、850万ドル(約11億円)以上を調達している。現在の価格は0.0238ドル(約3.3円)で、Crypto Gains、Austin Hiltonなどの著名な仮想通貨インフルエンサーからも注目を集めている。
友人紹介で報酬増加!BESTトークンの魅力とは
BESTトークンの保有者には、取引手数料の割引やステーキング報酬の増加が期待できる。さらに、アプリ内のローンチパッド機能を使うことで、将来有望なプロジェクトに早期アクセスするチャンスもある。
BESTトークンは、Best Wallet TokenプレセールサイトやBest Walletのモバイルアプリから購入可能。現在、開発チームはエアドロップキャンペーンも実施しており、友人を紹介すると10%の報酬が得られるリファラルシステムも提供している。
新しい仮想通貨ウォレットBest Walletのロードマップ
Best Walletは、セキュリティを最優先にした新しい仮想通貨ウォレットだ。二要素認証や生体認証、ハッキング対策の無料保険など、充実したセキュリティ機能を備えている。また、Coinsultによる監査で、BESTトークンの健全性も確認されている。
Best Walletのロードマップには、注目すべき新機能が並ぶ。すでに稼働中の仮想通貨ウォレット機能やアプリ内分散型取引所「Best DEX」に加え、NFTギャラリー、デリバティブ取引、ガスフリー取引などが予定されている。さらに、AIトレーディングボットの導入計画もあり、自動化された取引戦略が利用可能になるとのことだ。