パイネットワーク(PI)のトークンは26日、下落基調を強め、重要なサポート割れのリスクが高まっている。モバイルマイニングを特徴とするこの暗号資産は、売り圧力とソーシャルチャットの増加により、過去最安値に迫りつつある。
さらに、パイ財団は22日に5億PIトークンを新ウォレットへ戦略的に移転した。この動きは進行中の調整局面と重なり、市場に波紋を広げている。
大規模トークン移転が市場に衝撃
PiScanのデータによれば、パイ財団の「#14ウォレット」は、1億PIずつの連続5取引を実行し、合計5億PIを異なるウォレットに移した。公式発表はなく、数日前にPIモデレーターが「第2段階のマイグレーション」を示唆していた中での動きとなる。
これが「#14ウォレット」から初めての引き出しであり、当初1億PIを保有して以来、初めての大規模移転となった。今回の突然のシフトはコミュニティ内で憶測を呼び、ソーシャル上での注目度も上昇した。

Santimentのデータでは、パイネットワーク関連のソーシャル投稿が全体の0.202%を占め、30日平均の0.195%を超えている。
パイネットワーク 価格の重要局面
PIトークンは0.3442ドル(約50円)のサポート水準を試しており、ここを下回る終値となれば下落チャネルのサイクルがさらに進行する可能性が高い。次の下値メドは1日の0.3220ドル(約47円)であり、最終的には0.2567ドル(約37円)付近のチャネル下限に達する可能性がある。

テクニカル指標も弱気シグナルを示している。MACDはシグナルライン割れ寸前で、売りシグナル点灯が迫っている。RSIは38まで低下しており、売り圧力の増加とさらなる調整余地を示唆している。
一方で、0.3442ドルの反発があれば、50日EMA(指数平滑移動平均線)付近の0.4202ドル(約61円)を再テストする展開も想定される。
新トークン「Token6900(T6900)」への注目
パイネットワーク 価格が停滞感を強める一方で、投資家の関心を集めているのが「Token6900(T6900)」だ。このミーム性の強い新トークンは、「約束しない、失望させない」という独自の哲学を掲げ、急速にコミュニティを拡大している。

パイネットワークのように中央集権的な動きが市場に不安を与える状況では、分散型の文化を重視するT6900のようなプロジェクトが次の資金流入先となる可能性が高い。






