ドージコイン(DOGE)は29日、24時間で1%下落し、およそ0.33ドル付近で取引されている。24時間取引量も40%減少し、18億9,000万ドル(約2,070億円)まで低下した。
この下落は、Bitwise社が米国証券取引委員会(SEC)にドージコインETFの申請をした影響によるものと見られる。1月28日に提出されたS-1申請書によると、BitwiseドージコインETFは、ドージコインを保有し、その価格変動をETFに反映することを目的としている。
#Bitwise filed an S-1 with the #SEC for a spot #Dogecoin #ETF, which means their plan to launch it is now official. They submitted the filing on January 28, following a heads-up they gave on January 22 when they registered in Delaware. It's something people expected, but now it’s… pic.twitter.com/S4BQb62qlD
— Crypto-00711 (@00711Crypto) January 29, 2025
ブルームバーグのETFアナリストであるジェームズ・セイファート氏は、Bitwiseが1月22日に、デラウェア州当局に同ファンドを登録するための書類提出を行っていたことを指摘している。
Bitwiseのみならず、Osprey、REX Shares、Tuttle CapitalなどのETFプロバイダーも、ミームコインETFの提案でSECの反応を試していると述べている。
ドージコイン価格、強力なサポートからの反発を示唆
ドージコインの価格は現在0.33で取引されており、強気のブレイクアウトの兆候を示している。日中の取引範囲は0.3182ドルから0.3328ドルで、狭いレンジ内で買い手と売り手の攻防が継続している。
チャートでは、下降チャネルの上限をテストしていることが確認できる。この上限をブレイクアウトすることで、強力な上昇相場へと転換する可能性がある。
0.3186ドル付近は、下落を防ぐ堅固なサポートラインとして機能している。ドージコインがこの価格を下回ることなくさらに上昇を継続させたい場合、0.3790ドルの重要なレジスタンス価格を突破する必要がある。
0.3790ドルのブレイクに成功すれば、0.45ドルや最終的には0.50ドルへの上昇が見込まれる。しかし、0.3790ドルのレジスタンスを突破できない場合、0.28ドルや0.25ドルへ向かう調整局面に直面する可能性がある。
買い勢VS売り勢の攻防の行方は
相対力指数(RSI)は49.84で、買い勢と売り勢の間で均衡が保たれている。ドージコインは買われすぎていないと判断できるため、価格上昇の期待がかかる。RSIが50を超え、60に向かうと、買い圧力が増し、価格が上昇する可能性が高まる。
ドージコインは12月中旬以降、下降チャネル内で推移している。取引量が増え買い圧力が高まると下降チャネルブレイクの期待も高まり、0.50ドル以上への価格上昇の可能性が浮上する。
価格上昇が否定された場合、サポートゾーンまで下落する可能性がある。トレーダーは価格レベルとモメンタム指標を監視することが重要だ。
巨額の資金調達に成功しているICO仮想通貨Wall Street Pepe
ドージコインの価格動向が注目される中、大口投資家が次々と参入しているICO仮想通貨「Wall Street Pepe(WEPE)」が話題を呼んでいる。Wall Street Pepeは、金融街トレーダーコミュニティとPEPEのミーム文化を融合させたプロジェクトだ。
Wall Street Pepeは2024年にプレセールを開始したICO仮想通貨。すでに100億円近い巨額の資金を集め、投資家達の熱い視線を浴びている。
年末年始には、ある大口投資家が約4500万円分の以上のWEPEトークンを購入し、他のクジラ達もWall Street Pepeへの投資を検討している。
WEPEトークンの保有者は、「WEPE Army」と呼ばれるインサイダー投資グループへの独占的なアクセス権も得られる。この投資グループでは、どんな投資家でもプロのような取引ができるよう、深い洞察や高リスク・高リターンの投資機会を共有する仕組みが整っている。
こういった理由から、Wall Street Pepeは仮想通貨市場で大きな成功を収める可能性があり、今後の動向に投資家達の期待が高まっている。