
トランプ次期米大統領は18日、ソラナブロックチェーン上で新たなミームコイン「$TRUMP」を発表した。その時価総額は約3.6兆円(233億ドル)を突破した。
異例の急成長、大手取引所も続々と対応へ
トランプ氏は自身のソーシャルメディアTruth SocialとX(旧Twitter)でソラナ(SOL)チェーン上の新規トークン「$TRUMP」を発表した。1トークンあたりの価格は約3600円(23ドル)まで上昇し、完全希釈後時価総額は約3.6兆円(233億ドル)を記録している。
Binance Futuresは18日13時(UTC)から最大25倍のレバレッジ取引を開始すると発表。Gate.ioやBitgetでも現物取引が始まっている。
関連: トランプ氏、XRPとソラナなど仮想通貨国家戦略を構想検討
投資家に驚異的な利益、数時間で億り人続出
取引開始からわずか2時間で、約780万円(5万ドル)を投資した投資家が約1億6100万円(103万ドル)の利益を確保したケースが報告された。
また、複数のクジラ(大口投資家)が約13億9000万円(890万ドル)規模の利益を確保したとされる。現在の時価総額は約6500億円(42億ドル)に到達。ミームコイン市場に新たな歴史を刻んでいる。
This whale is the BIGGEST winner from $TRUMP so far
$8.9M in P&L across 3 addresses pic.twitter.com/jeXAJ9fIkD
— Bubblemaps (@bubblemaps) January 18, 2025
技術面での特徴
Jupiter(ジュピター)が開発を手がける$TRUMPは、JUPトークンと同様のLFGテクノロジーを採用。DLMMプールの実装やILMデザインの導入など、技術面でも充実した機能を備えている。
仮想通貨投資家のアーサー・ヘイズ氏は「政治的ミームコインという新市場の誕生だ。時価総額1000億ドル到達も視野に入る」とコメントしている。
注目集めるAI×ミームコイン、MINDが新たな投資機会に
$TRUMPの成功を受け、次なる注目株として浮上しているのがAIエージェント技術とミームコインを融合させた「MIND of Pepe($MIND)」だ。1月13日に開始したプレセールでは、わずか72時間で約2億3400万円(150万ドル)を超える資金を調達した。
プロジェクトの特徴は、自己進化型AIエージェントによるソーシャルメディアの傾向分析だ。トークン保有者に対して、AIが抽出した投資情報を提供する。
2025年はAI関連の仮想通貨の躍進が予想される中、AIXBT、AI16zなどの大型AIエージェント暗号通貨に続く新興プロジェクトとして期待が高まっている。トークン保有者限定のコミュニティを通じて、AIエージェントの分析結果が共有される予定だ。
